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無心像思考     【ムシンゾウシコウ】🔗🔉

無心像思考     【ムシンゾウシコウ】 imageless thinking  20世紀初頭の10年間ほどにキュルペらのドイツのヴュルツブルク学派の心理学者は,内観に基づく実験で思考過程の要素をとりだそうとした。その結果,思考を感覚印象の残存である心像(心的イメージ)や観念の操作,連合によるとするそれまでの連合主義やドイツの実験心理学の考えに反して,感覚的内容や心像を伴わない無心像思考もみられること,そして思考や判断の過程を説明する重要な要因として意識態というある種の意識内容の存在を主張した。 →ヴュルツブルク学派 →意識態 ◆高下保幸

心理学辞典 ページ 2106 での無心像思考     単語。