報酬系 【ホウシュウケイ】
reward system
電気的に
刺激することで
報酬効果が生じるため,その刺激を
強化子として
条件づけを行ったり,
自己刺激行動を生じさせることができる脳内の領域。報酬領域(reward area)ともいう。外側
視床下部(lateral hypothalamus)を通る
内側前脳束を中心として,一定の範囲に広がっている。この領域におけるノルエピネフリンや
ドーパミンなどの
カテコールアミン系伝達物質が特に重要との説もあるが,まだ不明な点も多い。
→自己刺激
◆桜井芳雄