比尺度 【ヒシャクド】
ratio scale
名義尺度,
順序尺度,
間隔尺度の上位に位置する尺度であり,同一性や順序性,差の等価性のうえに,さらに,比の比較可能性を要求する尺度である。すなわち,原点にもはや恣意性はなく,自然に決まる原点が存在する。長さや重さのような物理量がこれに該当する。この尺度から計算されるすべての
統計量に意味がある。すなわち,間隔尺度で計算される統計量に,
幾何平均や
調和平均,
変動係数を計算することができる。
→名義尺度 →順序尺度 →間隔尺度
◆繁桝算男
心理学辞典 ページ 1838 での【比尺度 】単語。