被暗示性 【ヒアンジセイ】
suggestibility
暗示に対する反応の生じやすさの性格特性を被暗示性とよぶ。被暗示性を測定する尺度としては,ハーヴァード・グループの開発したHGSH(Shor, R. E. & Orne, E. C.
1962)や,成瀬悟策
1968の催眠感受性尺度などがよく知られている。被暗示性と催眠感受性の間には明確な区別は今のところ設けられていない。催眠感受性とは,催眠意識状態への入りやすさに関する性格特性であるが,被暗示性と催眠感受性との間には相互に支えあう非常に強い関係性が考えられる。
→催眠 →暗示 →半睡眠暗示法
→vid.文献
◆門前進