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S-S説     【エスエスセツ】🔗🔉

S-S説     【エスエスセツ】 sign-significate theory ; S-S theory  記号 = 意味学習説。何が学習されるのか,それは認知機能による構造換えである。ゲシュタルト心理学の場合,見通しによるの再体制化とされる(ケーラー)。トールマンは,目的行動に対する知識の獲得,すなわち,サイン = ゲシュタルト期待の形成の過程とした。(1)パヴロフ条件づけの手続で,無条件刺激 S に対して条件刺激 S期待,すなわち記号対象と記号の関係の成立による知識の獲得。(2)道具的条件づけ(オペラント条件づけ)の手続において,ある刺激あるいは刺激状況から,ある反応をすれば,次の刺激(目的)が起こるという期待の獲得である。S-R-S という三つの継時的な事象で説明すると,動物が S の意味を知り,S がその次に起こる S の記号(サイン)になり,ある反応をすれば S に到達するという目的 = 手段の期待的関係が成立する。たとえば迷路などにおいて,多数の,S-S の期待,S-R-S の目的 = 手段関係の期待が集まってサイン = ゲシュタルト期待が成立する。このサイン = ゲシュタルト期待によって環境についての知識が獲得され整理されて,認知地図が成立する。 →ゲシュタルト心理学 →サイン学習 →サイン = ゲシュタルト →認知地図 ◆本吉良治

心理学辞典 ページ 167 でのエスエスセツ単語。