中心視 【チュウシンシ】
foveal vision
視野の一点を
凝視する場合には,
網膜において空間弁別力・色弁別力が最も高い
中心窩かに結像するようにして見る。これを中心視といい,
視角にして1°以内である。注視点から視角2〜3°の範囲で見ることを近中心視(parafoveal vision),さらに外側で見ることを
周辺視という。視覚中枢においては視野情報が均等に処理されているわけではなく,中心視情報の処理により大きな割合の
神経細胞があてられている。
→視野 →中心窩 →網膜
◆佐藤宏道
心理学辞典 ページ 1504 での【中心視 】単語。