ヴュルツブルク学派 【ヴュルツブルクガクハ】🔗⭐🔉振
ヴュルツブルク学派 【ヴュルツブルクガクハ】
W
rzburg Schule[G]
ヴントは,
心理学が実験的に研究すべき
意識は
純粋感覚,イメージ,
簡単感情からなるとし,
思考を含めて高次の精神過程についての
実験は不可能であると考えた。弟子の
キュルペは,ヴントの
感覚,
感情要素に見合った思考の要素を見出そうとしてヴュルツブルク大学において「新」実験学派を創始し,思考や
判断を取り扱う内省の場合には,
ティチェナーが重視したような思考の「運搬車」としてのイメージは存在しないとして,無心像説を唱えた。この派に属する研究者としては,ワット(Watt, H. J.),マルベ(Marbe, K.),
アッハ,
K. ビューラーなどがいる。1920年にビューラーがウィーンに,アッハがゲッチンゲンに移った時点でヴュルツブルク学派は消滅した。
→無心像思考 →決定傾向 →アハー体験
◆船津孝行















心理学辞典 ページ 145 での【ヴュルツブルクガクハ】単語。