タウ効果 【タウコウカ】
tau effect
二つの
刺激を継時的に,かつおのおのはごく短時間呈示するとき,その2刺激間の空間間隔の
知覚は2刺激間の時間間隔に依存する。一般に,時間間隔が長いほど空間間隔は長いと知覚され,
ヘルソン(Helson, H.
1930)によってタウ効果と名づけられた。この逆の現象,すなわち時間知覚上の空間効果も同様にみられ,
S効果ないし
カッパ効果とよばれる。タウ効果とS効果(カッパ効果)をあわせて
時空相待現象ということもある。
→S効果 →カッパ効果 →時空相待 →時間知覚
→vid.文献
◆松田文子