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大気遠近法     【タイキエンキンホウ】🔗🔉

大気遠近法     【タイキエンキンホウ】 aerial perspective ; atmospheric perspective  奥行きの知覚に関する絵画的手がかりの一つ。観察者と事物との間に介在する水蒸気によって,遠景の事物の輪郭はぼやけ,全体に青味がかり,しかも開口色的な見え方をする。画家はこのような見え方を画布に再現して,平面の上に奥行きを表現しようとした。このような絵画表現の手法を大気遠近法という。実際の生活においても,水蒸気の濃度に応じたこのような光の変化を手がかりにして,遠景の奥行きの知覚を得ているといわれる。 →奥行き知覚 ◆東山篤規

心理学辞典 ページ 1400 での大気遠近法     単語。