創発規範説 【ソウハツキハンセツ】🔗⭐🔉振
創発規範説 【ソウハツキハンセツ】
emergent norm theory
集団のメカニズムが
群集にも基本的に働くと考える立場から,群集に加わる人々の特性として指摘される精神的同質性は幻想にすぎないとする説。ターナーら(Turner, R. H. & Killian, L. M.1987)が提唱した説で,群集においても
判断や
認知,
感情等の規範が急速に形成され,そうして生成された創発的規範に同調させようとする圧力が働くとともに,それに反対する者が沈黙することによって受動的な支持を与える結果,外見的に精神的同質性が生じるとしている。
→群集 →群集心理 →集団規範 →集合行動
→vid.文献
◆山口裕幸





心理学辞典 ページ 1374 での【創発規範説 】単語。