線条体 【センジョウタイ】🔗⭐🔉振
線条体 【センジョウタイ】
striatum ; corpus striatum
大脳(基底)核の尾状核(caudate nucleus)および被殻(putamen)のこと。淡蒼球(globus pallidus)も含めて線条体とする場合もある。ある姿勢を保つための頸,躯幹,上下肢などの相対的位置関係の調節や動作中の円滑な姿勢変換に関与する。この部位が障害されると顔面や四肢に制御できない不随意運動を起こすアテトーシス(athetosis)や小舞踏病となる。黒質から線条体へ投射する
ドーパミン・ニューロンが変性すると,固縮,無動症,
振戦,仮面様顔貌,協調運動障害を示す
パーキンソン病となる。
→大脳核 →パーキンソン病 →脳性マヒ
◆粟生修司




心理学辞典 ページ 1338 での【線条体 】単語。