触覚/圧覚 【ショッカク/アッカク】🔗⭐🔉振
触覚/圧覚 【ショッカク/アッカク】
tactual sensation / pressure sensation
機械的刺激が皮膚に与えられることによって生じる
感覚を機械受容感覚(mechanoreception)という。機械受容感覚には,触覚,圧覚,振動覚などが含まれる。この区分は
感覚点の研究に由来すると思われるが,現在では,このような区分は明確になされておらず,これらを総称して触覚という場合が多い。機械的刺激に対応する
受容器を機械受容器という。最近では,SA
, SA
, FA
, FA
の存在が生理学的,
精神物理学的に明らかにされた。この限りでは,触覚と圧覚の区別がない。それぞれの受容器は形態学的に示されたメルケル細胞,ルフィニ終末,マイスナー小体,パチニ小体と推定されている。このうちメルケル細胞を圧受容器(強度検出器),マイスナー小体を触受容器(速度検出器),パチニ小体を振動受容器(加速度検出器)とよぶことがある。
→皮膚感覚
◆和気典二








心理学辞典 ページ 1106 での【ショッカク/アッカク】単語。