順位法 【ジュンイホウ】
method of rank order
品等法ともよばれる。複数被験者に複数の刺激対象を呈示し,対象に対する順位をつけさせ,各対象ごとに
度数表を作成し,各順位に対して与える逆の得点(順位1位を最低得点とする得点)に関して
中央値を計算することにより,各対象の尺度値を構成する方法である。これにより得られる尺度は,通常
順序尺度を構成する。各順位に対して与える逆の得点の対象ごとの重みつき合計点を用いて一種の観測比率を求め,正規偏差値に変換することにより,
間隔尺度を構成することもある。
→順序尺度《大山正ほか
1994》
→vid.文献
◆千野直仁