周辺視 【シュウヘンシ】
peripheral vision
間接視ともいい,
中心視に対して用いられる。凝視点から離れた周辺視野における視覚機能をさす。中心視と比較して色彩や形態の弁別精度は落ちるが,
暗順応下での低輝度刺激に対する検出閾
いきや
明るさ感覚は中心視よりすぐれる。これは
網膜周辺部で低い
光覚閾をもつ
桿体密度が高いためである。中心視が対象が何であるか(what)を知る役割を担っているのに対し,周辺視は対象がどこにあるのか(where)を知る役割を担っている。
→中心視 →桿体
◆苧阪直行