終板 【シュウバン】
end-plate
運動ニューロンの
軸索がそのターゲットである筋線維に近づくと無髄になり,何度も突起を出しブドウの房状に膨大した
シナプス前終末となる。この終末に面する筋線維の膜は他の部分に比べて厚くなっており,かつシナプス前終末の凸部に対した部分は陥凹して特殊に分化した構造を呈している。この筋線維の膜の部分を終板という。運動ニューロンから筋への
インパルス伝達を効率よく行うために特殊に分化した部分で,
アセチルコリン受容体が密に分布している。
→運動ニューロン →軸索 →シナプス
◆佐々木成人
心理学辞典 ページ 1011 での【終板 】単語。