広辞苑の検索結果 (3)
せっ‐きょう【石経】セキキヤウ🔗⭐🔉振
せっ‐きょう【石経】セキキヤウ
仏教の経文を永く保存するため、磨崖・石壁面・碑板などに刻したもの。→せっけい
せっ‐けい【石経】セキ‥🔗⭐🔉振
せっ‐けい【石経】セキ‥
儒教の経典を石に刻み、講学の典拠とした碑。175年、後漢の蔡邕さいようらが勅を奉じ、六経の文字を正定して大学の門外に建てた熹平きへい石経が最古。書道史上貴重。→せっきょう
大辞林の検索結果 (3)
せき-けい【石経】🔗⭐🔉振
せき-けい [0] 【石経】
⇒せっきょう(石経)
せっ-きょう【石経】🔗⭐🔉振
せっ-きょう セキキヤウ [0] 【石経】
岩の壁面・磨崖・石板などに経文を刻みつけたもの。石刻経。
→せっけい(石経)
せっ-けい【石経】🔗⭐🔉振
せっ-けい セキ― [0] 【石経】
儒教の経典を石に刻み講学の典拠とした碑。175年後漢の蔡邕(サイヨウ)らが建てた熹平石経に始まる。書道史上貴重。
→せっきょう(石経)
日本大百科の検索結果 (1)
石経🔗⭐🔉振
石経
(せきけい)
儒・仏・道教の経典の文字を石に刻したもの。広く経文の標準を示し、長く後世に伝えることを目的にした。後漢{ごかん}の霊帝が175年(熹平4)に詔{しよう}して182年(光和6)に完成し、大学門外に建てられた熹平{きへい}石経(鴻都{こうと}石経、一字石経、今字{きんじ}石経ともいう)を始めとする。その後、魏{ぎ}の正始{せいし}年間(240〜248)の正始石経(三字石経、三体石経ともいう)、837年(唐の開成2)に成った開成{かいせい}石経、951年(後蜀{こうしよく}の広政14)の成都{せいと}石経(益都{えきと}石経、広政{こうせい}石経ともいう)などがある。仏教では、北斉{ほくせい}の泰山{たいざん}経、石峪金剛{せきよくこんごう}経、徂徠山映仏崖大般若{そらいざんえいぶつがいだいはんにや}経、隋{ずい}唐の房山雲居寺石経など。道教では、708年(唐の景竜2)の易州道徳経碑、735年(開元23)の御注{ぎよちゆう}道徳経などがある。 <田中 有>
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