広辞苑の検索結果 (1)
なんれい‐さんみゃく【南嶺山脈】
(Nanling Shanmai)中国南部、広東・広西・湖南・江西にまたがる、標高1000メートル前後の五つの山地の総称。長江水系と珠江水系との分水嶺で、華中と華南の境界をなす。
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なんれい-さんみゃく 【南嶺山脈】
中国南部を東西に走る山脈。華中と華南との自然的境界をなす。タングステンの産地として有名。長さ約700キロメートル。ナンリン山脈。
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南嶺
(なんれい)
ナンリン
中国南部、華中と華南を分ける山脈群。北の湖南・江西両省と南の広東{カントン}省・広西{こうせい/カンシー}チワン族自治区との省境を東西に1000キロにわたって連なり、長江{ちょうこう/チャンチヤン}(揚子江{ようすこう})水系と珠江{しゅこう/チューチヤン}水系の分水嶺をなしている。別称を五嶺といい、西から東へ越城{えつじょう}、都?{とほう}、萌渚{ぼうしょ}、騎田{きでん}、大?{だいゆ}の五つの独立した山脈の総称である。平均標高は1000メートル前後で低い。これらの山脈の谷間や峠に、古くから梅嶺路、摺嶺{しゅうれい}路などの南北の交通路が開かれている。森林資源と地下資源が豊富で、とくにタングステンは世界最大の産地である。 <青木千枝子>
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