の‐ら【野良】🔗⭐🔉振
の‐ら【野良】
(ラは接尾語)
①野。野原。万葉集6「―に里はあれども」
②田または畑。「―仕事」
③藪やぶ。〈類聚名義抄〉
のら‐いぬ【野良犬】🔗⭐🔉振
のら‐いぬ【野良犬】
飼主がなくてさまよい歩く犬。野に捨てられた犬。やどなし犬。やけん。
のら‐え【野良荏】🔗⭐🔉振
のら‐え【野良荏】
シソの古名。〈本草和名〉
のら‐かぜ【野良風】🔗⭐🔉振
のら‐かぜ【野良風】
野らを吹く風。のかぜ。曾丹集「―よりも寒くもあるかな」
のら‐ぎ【野良着】🔗⭐🔉振
のら‐ぎ【野良着】
農民が野らで働く時に着る着物。
のら‐ごえ【野良声】‥ゴヱ🔗⭐🔉振
のら‐ごえ【野良声】‥ゴヱ
農夫が田畑で話し合うような、あたりかまわぬ大声。二葉亭四迷、平凡「太い煤けたやうな―で」
のら‐しごと【野良仕事】🔗⭐🔉振
のら‐しごと【野良仕事】
田畑に出てする耕作の仕事。「―に出る」
のら‐なか【野良中】🔗⭐🔉振
のら‐なか【野良中】
野らの中。田畑の中。
のら‐ねこ【野良猫】🔗⭐🔉振
のら‐ねこ【野良猫】
飼主のない猫。野原などに捨てられた猫。どらねこ。
のら‐ねずみ【野良鼠】🔗⭐🔉振
のら‐ねずみ【野良鼠】
①ヒミズモグラの異称。
②ヤマネ・ジネズミの類の称。
のら‐まめ【野良豆】🔗⭐🔉振
のら‐まめ【野良豆】
エンドウ、また、ツルマメ・ソラマメの別称。(物類称呼)
のら‐やぶ【野良藪】🔗⭐🔉振
のら‐やぶ【野良藪】
①野らにある藪。のやぶ。拾遺和歌集哀傷「亡き人を―などに置きて」
②庭などが荒れて、草木が野のように伸びほうだいなさま。源氏物語蓬生「かくいみじき―なれども」
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