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にん‐ち【認知】🔗🔉

にん‐ち認知】 ①事象について知ること、ないし知識をもつこと。広義には知覚を含めるが、狭義には感性に頼らずに推理・思考などに基づいて事象の高次の性質を知る過程。 ②〔法〕嫡出でない子と父または母との間に法律上の親子関係を成立させること。普通は父が戸籍上の届出をして認知するが、子の訴えにより裁判所が判決で認知することもある。なお、母との間では出生の事実により当然に法律上の親子関係が成立する。 ⇒にんち‐かがく【認知科学】 ⇒にんち‐げんごがく【認知言語学】 ⇒にんち‐こうどう‐りょうほう【認知行動療法】 ⇒にんち‐しゅぎ【認知主義】 ⇒にんち‐しょう【認知症】 ⇒にんち‐しんりがく【認知心理学】 ⇒にんちてき‐ふきょうわ【認知的不協和】

にんち‐かがく【認知科学】‥クワ‥🔗🔉

にんち‐かがく認知科学‥クワ‥ (cognitive science)人間の知的な働きをその応用面から分析・解明しようとする工学・医学・哲学・心理学などの学際的研究領域。知識表現・記憶・知識獲得・概念形成などの生体における仕組の解明やコンピューターを用いたこれらの機能の実現を目指す。1970年代から特にアメリカで進展。 ⇒にん‐ち【認知】

にんち‐げんごがく【認知言語学】🔗🔉

にんち‐げんごがく認知言語学】 (cognitive linguistics)ことばの現象は知覚や身体運動など言語以外の認知作用と共通した範疇・概念・観点に基づいて説明されるとする言語理論。 ⇒にん‐ち【認知】

にんち‐こうどう‐りょうほう【認知行動療法】‥カウ‥レウハフ🔗🔉

にんち‐こうどう‐りょうほう認知行動療法‥カウ‥レウハフ 心理療法の一つ。議論や問題解決的な思考などを通じて認知の歪みを修正する。 ⇒にん‐ち【認知】

にんち‐しゅぎ【認知主義】🔗🔉

にんち‐しゅぎ認知主義】 外から観察できない心の世界を、数学的・言語学的なモデルを用いて解明しようとする心理学上の立場。20世紀後半、行動主義に対立する潮流を形成。情報処理心理学はその一つ。 ⇒にん‐ち【認知】

にんち‐しょう【認知症】‥シヤウ🔗🔉

にんち‐しょう認知症‥シヤウ 成人後期に病的な慢性の知能低下が起きる状態。いわゆる呆け・物忘れ・徘徊などの行動を起こす。主な原因は脳梗塞など脳血管系の病気とアルツハイマー病。もと痴呆症と呼んだ。 ⇒にん‐ち【認知】

にんち‐しんりがく【認知心理学】🔗🔉

にんち‐しんりがく認知心理学】 知覚・記憶・思考などの高次の心的機能を研究対象とする心理学の一分野。 ⇒にん‐ち【認知】

にんちてき‐ふきょうわ【認知的不協和】‥ケフ‥🔗🔉

にんちてき‐ふきょうわ認知的不協和‥ケフ‥ 人が持つ複数の情報の間に不一致が存在する状態。そのような状態では、不一致を低減ないし解消させようとする行動が起きる。 ⇒にん‐ち【認知】

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