たで【蓼】🔗⭐🔉振
たで【蓼】
①イヌタデ・ハナタデ・ヤナギタデなど「たで」の名をもつ植物の通称。万葉集11「わが宿の穂―古幹ふるからつみ生おおし」→蓼科たでか。
②ヤナギタデおよびその一変種。特有の辛みを有し、全体紅色の幼苗を刺身さしみのつまなどにして食用。マタデ。ホンタデ。
⇒蓼食う虫も好き好き
たで‐あい【蓼藍】‥アヰ🔗⭐🔉振
たで‐あい【蓼藍】‥アヰ
〔植〕アイの別称。〈倭名類聚鈔14〉
たで‐か【蓼科】‥クワ🔗⭐🔉振
たで‐か【蓼科】‥クワ
双子葉植物の一科。ほとんどが草本。葉は通常互生、単葉で、托葉がさやをなして茎を巻く。花は小形、花被片は2〜6、果実は堅果。北半球温帯中心に50属800種ある。タデ類のほか、イタドリ・ソバ・ギシギシ・アイなど。
○蓼食う虫も好き好きたでくうむしもすきずき🔗⭐🔉振
○蓼食う虫も好き好きたでくうむしもすきずき
辛い蓼を食う虫もあるように、人の好みはさまざまである。
⇒たで【蓼】
たてしな‐こうげん【蓼科高原】‥カウ‥🔗⭐🔉振
たてしな‐こうげん【蓼科高原】‥カウ‥
長野県中部、蓼科山麓に広がる高原。標高1200〜1500メートル。保養地・観光地として有名。蓼科温泉郷や蓼科湖がある。
蓼科山
提供:オフィス史朗

たてしな‐やま【蓼科山】🔗⭐🔉振
たてしな‐やま【蓼科山】
長野県中部、八ヶ岳連峰北端にある火山。標高2530メートル。山頂は直径100メートルの火口跡。諏訪富士。
たで‐ず【蓼酢】🔗⭐🔉振
たで‐ず【蓼酢】
タデの葉をすってまぜた合せ酢。アユの塩焼きなどに添える。
たで‐ながし【蓼流し】🔗⭐🔉振
たで‐ながし【蓼流し】
上流にタデの葉の揉み汁を流し入れて、中毒した魚を獲る川漁。新撰六帖3「みやま川のぼる小鮎の―辛くも濁る世に生れけん」→辛皮からかわ流し
たで‐ふ【蓼斑】🔗⭐🔉振
たで‐ふ【蓼斑】
青い斑のある鷹の羽。
たで‐ほ【蓼穂】🔗⭐🔉振
たで‐ほ【蓼穂】
タデの穂。塩漬けにして食用にする。日本永代蔵6「海月くらげ桶のすたるにも―を植ゑ」
たで‐むし【蓼虫】🔗⭐🔉振
たで‐むし【蓼虫】
タデを食う虫。特に甲虫こうちゅうをいう。多くは、ハムシ科のホタルハムシ(古名あいのうらむし)で、これは黒藍色に黄色紋がある。
りょうた【蓼太】レウ‥🔗⭐🔉振
りょうた【蓼太】レウ‥
⇒おおしまりょうた(大島蓼太)
[漢]蓼🔗⭐🔉振
蓼 字形
〔艹部11画/14画/7290・687A〕
〔音〕リョウ〈レウ〉(呉)(漢)
〔訓〕たで
[意味]
湿地に生える、辛みのつよい草の名。たで。「荼蓼とりょう」

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