うす【臼・舂・碓】🔗🔉

うす臼・舂・碓】 穀物を白しらげ、またはつき砕いて粉とし、または餅をつくなどに用いる器。搗臼つきうす・挽臼ひきうす・磨臼すりうすなど。法華経玄賛平安中期点「大なる鉄の槽ウスの中に置きて」 ⇒臼から杵 ⇒臼と杵

うすい【臼井】‥ヰ🔗🔉

うすい臼井‥ヰ 姓氏の一つ。 ⇒うすい‐よしみ【臼井吉見】

うすい‐よしみ【臼井吉見】‥ヰ‥🔗🔉

うすい‐よしみ臼井吉見‥ヰ‥ 評論家・小説家。長野県生れ。東大卒。文芸批評で活躍。作「人間と文学」「安曇野」など。(1905〜1987) ⇒うすい【臼井】

うす‐うた【臼歌】🔗🔉

うす‐うた臼歌】 臼をひき、また搗きながら歌う歌。臼挽き歌。

うす‐おこし【臼起し】🔗🔉

うす‐おこし臼起し】 正月2日の行事。年越しの晩に伏せて休ませておいた臼を起こして、餅のつき初めをする。あるいはあらかじめ調えておいた餅を臼に入れて杵きねの音を立てる。

○臼から杵うすからきね🔗🔉

○臼から杵うすからきね (臼は女、杵は男を象徴する。女から男に働きかけるのは逆であるの意で)事が逆であるさまにいう。 ⇒うす【臼・舂・碓】

うすき【臼杵】🔗🔉

うすき臼杵】 大分県東部の市。豊後水道の臼杵湾に臨み、永禄(1558〜1570)年間、大友氏の城下町として繁栄し、ポルトガル船が来航交易した。慶長以後、稲葉氏5万石の城下町。臼杵石仏がある。人口4万3千。 ⇒うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】

うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】🔗🔉

うすき‐せきぶつ臼杵石仏】 臼杵市深田・中尾・前田にまたがる石仏群。大日如来や釈迦三尊像・地蔵十王像など75体余りの諸像が現存し、平安後期から鎌倉期の作とされる。 臼杵石仏 撮影:新海良夫 ⇒うすき【臼杵】

うす‐きね【臼杵】🔗🔉

うす‐きね臼杵】 子供の遊戯の一つ。枕木の上に長い板を横たえ、板の両端に一人ずつ向かい合って立ち、交互に両端を踏んで上下するもの。互いに臼をつく杵のようになるからいう。シーソー。

うす‐だいこ【臼太鼓】🔗🔉

うす‐だいこ臼太鼓】 宮崎・大分・熊本などで行われる太鼓踊の一種。幟のぼりを負い音頭の唄につれ、鉦かね・笛を交える青年の勇壮な民俗舞踊。臼太鼓踊。

うす‐たけ【臼茸】🔗🔉

うす‐たけ臼茸】 担子菌類のきのこ。夏から秋に針葉樹林下に生じ、高さ約10センチメートル。漏斗状で中央は深い穴となり、黄褐色。外側は淡色で柄と傘との区別が明らかでない。〈易林本節用集〉

うす‐だま【臼玉】🔗🔉

うす‐だま臼玉】 古墳時代の遺物の一種。管玉くだたまを短く切ったような臼形の祭祀・装身用の玉。滑石かっせき製が普通。

うす‐つき【臼搗き】🔗🔉

うす‐つき臼搗き】 臼に物を入れて杵きねでつくこと。 ⇒うすつき‐うた【臼搗き唄】 ⇒うすつき‐うち【臼搗き打ち】

うすつき‐うた【臼搗き唄】🔗🔉

うすつき‐うた臼搗き唄】 臼を杵でつきながら唄う労働唄。 ⇒うす‐つき【臼搗き】

うすつき‐うち【臼搗き打ち】🔗🔉

うすつき‐うち臼搗き打ち】 杵で臼をつくように、ふりあげてうちおろすこと。浄瑠璃、日本振袖始「―に打つ鋤が、余つて向うへ越す処が」 ⇒うす‐つき【臼搗き】

うす‐づ・く【臼づく・舂く】🔗🔉

うす‐づ・く臼づく・舂く】 〔自四〕 ①臼に物を入れて杵きねでつく。 ②夕日が山に入ろうとする。父の終焉日記「かく日も壁際に―・き、飯時にもならんとするころ」

○臼と杵うすときね🔗🔉

○臼と杵うすときね 本来結びつくべきものが結びつく意。男女の仲がぴったり合うたとえ。 ⇒うす【臼・舂・碓】

うす‐どり【臼取り】🔗🔉

うす‐どり臼取り】 餅つきの時、水に浸した手で餅をひっくりかえし、杵きねに粘着するのを防ぐこと。また、その人。こねどり。

うす‐にわ【臼庭】‥ニハ🔗🔉

うす‐にわ臼庭‥ニハ 農家の表入口に近い土間。臼を置いて米などを搗く。

うすのこえ【臼の声】‥コヱ🔗🔉

うすのこえ臼の声‥コヱ 山田流箏曲。1879年(明治12)山登松齢が家元襲名披露曲として発表。原曲は地歌「夏衣」(冷泉為村作詞、藤尾勾当作曲)。「うす」の語のつく物を並べる。

うす‐ば【臼歯】🔗🔉

うす‐ば臼歯】 ①きゅうし。 ②老人の歯で、すりへって臼のような形をしたもの。〈倭名類聚鈔3

うすひき‐うた【臼挽き歌】🔗🔉

うすひき‐うた臼挽き歌(→)臼歌に同じ。

うす‐ぶせ【臼伏】🔗🔉

うす‐ぶせ臼伏】 東北地方で行われる年占としうらの一種。→年見としみ

うすべ‐どり【臼辺鳥】🔗🔉

うすべ‐どり臼辺鳥】 鶏の古称。〈下学集〉

うす‐や【臼屋】🔗🔉

うす‐や臼屋】 農家の土間どま。臼を置いたからいう。

きゅう‐し【臼歯】キウ‥🔗🔉

きゅう‐し臼歯キウ‥ 哺乳類の上下両顎の奥にある歯。前臼歯(小臼歯)と後臼歯(大臼歯)とに区別され、狭義に後者のみを臼歯という場合も多い。人間では上下とも左右に前臼歯2枚、後臼歯3枚ずつある。後臼歯は乳歯としては生えず、換歯しない。有蹄類・長鼻類などの草食類では特によく発達。→永久歯(図)

きゅう‐じょう【臼状】キウジヤウ🔗🔉

きゅう‐じょう臼状キウジヤウうすのようなかたち。 ⇒きゅうじょう‐かざん【臼状火山】

きゅうじょう‐かざん【臼状火山】キウジヤウクワ‥🔗🔉

きゅうじょう‐かざん臼状火山キウジヤウクワ‥ 〔地〕(→)砕屑丘さいせつきゅうに同じ。 ⇒きゅう‐じょう【臼状】

きゅう‐ほう【臼砲】キウハウ🔗🔉

きゅう‐ほう臼砲キウハウ 火砲の一つ。砲身が口径に比して短く射角の大きい砲で、城や堅固な陣を攻めるのに用いた。

《臼()部》🔗🔉

《臼()部》 「舁」や「興」の「臼」「」は、両手でかかえ持つ形で、うすとは関係ないが、この部に収める。

[漢]臼🔗🔉

 字形 〔臼()部0画/6画/1717・3131〕 〔音〕キュウ〈キウ〉(漢) 〔訓〕うす [意味] 穀物をつく器。うす。うすの形をしたもの。「臼状・臼砲・臼歯・杵臼しょきゅう・脱臼」 [解字] うすの形を描いた象形文字。

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