こうじょう‐せん【甲状腺】カフジヤウ‥🔗⭐🔉振
こうじょう‐せん【甲状腺】カフジヤウ‥
内分泌腺の一つ。喉頭の前下部、気管の両側に位置し、帯黄赤色で左右の葉部と中央の峡部から成り、H形あるいはU字形。身体の発育および新陳代謝に関係あるホルモン(チロキシン)およびカルシウム代謝を調節するホルモン(カルシトニン)を分泌する。チロキシンが欠乏すると、発育障害(クレチン病)や粘液水腫を起こし、過剰になるとバセドー病を起こす。→内臓(図)。
⇒こう‐じょう【甲状】
こうじょうせん‐きのうこうしん‐しょう【甲状腺機能亢進症】カフジヤウ‥カウ‥シヤウ🔗⭐🔉振
こうじょうせん‐きのうこうしん‐しょう【甲状腺機能亢進症】カフジヤウ‥カウ‥シヤウ
甲状腺ホルモンの過剰分泌によって起こる病症。バセドー病が代表的。発汗増加、食欲増進、倦怠、体重減少、筋力低下、頻脈、手足のふるえなどがあり、いらいらして落ち着きがない。
⇒こう‐じょう【甲状】
こうじょうせん‐きのうていか‐しょう【甲状腺機能低下症】カフジヤウ‥シヤウ🔗⭐🔉振
こうじょうせん‐きのうていか‐しょう【甲状腺機能低下症】カフジヤウ‥シヤウ
甲状腺ホルモンの分泌が慢性的に低下する結果生じる病症。先天性また乳幼児期に起きると特有の発育不全(クレチン病)を来し、成人では粘液水腫の症状を呈する。
⇒こう‐じょう【甲状】
こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】カフジヤウ‥🔗⭐🔉振
こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】カフジヤウ‥
脳下垂体から分泌されるホルモンの一つ。甲状腺に作用して、甲状腺ホルモンの分泌を促す。
⇒こう‐じょう【甲状】
こうじょうせん‐しゅ【甲状腺腫】カフジヤウ‥🔗⭐🔉振
こうじょうせん‐しゅ【甲状腺腫】カフジヤウ‥
甲状腺の腫脹する疾患の総称。
⇒こう‐じょう【甲状】
こうじょうせん‐ホルモン【甲状腺ホルモン】カフジヤウ‥🔗⭐🔉振
こうじょうせん‐ホルモン【甲状腺ホルモン】カフジヤウ‥
甲状腺の濾胞細胞で合成され血液中に分泌されるホルモンの総称。恒温動物では基礎代謝を維持するはたらきがあるほか、カエルの変態、蛇の脱皮、鳥類の換羽をひきおこす。→チロキシン。
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