いわ【岩・巌・磐】イハ🔗🔉

いわ岩・巌・磐イハ 石の大きいもの。特に、加工せず表面がごつごつしているもの。岩石。「―をも通す信念」 ⇒岩に花

いわ‐い【石井・岩井】イハヰ🔗🔉

いわ‐い石井・岩井イハヰ 岩間の泉を井としたもの。万葉集7「―の水は飲めど飽かぬかも」

いわい【岩井】イハヰ(地名)🔗🔉

いわい岩井イハヰ 茨城県坂東市の地名。平安時代、平将門の館があった地。

いわい【岩井】イハヰ(姓氏)🔗🔉

いわい岩井イハヰ 姓氏の一つ。 ⇒いわい‐はんしろう【岩井半四郎】

いわ‐いそめ【岩磯目】イハ‥🔗🔉

いわ‐いそめ岩磯目イハ‥ イワムシの別称。

いわい‐はんしろう【岩井半四郎】イハヰ‥ラウ🔗🔉

いわい‐はんしろう岩井半四郎イハヰ‥ラウ 歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 ①(初代)大坂で座元をつとめ、立役の名手。(1652〜1699) ②(4代)江戸の俳優。女形の名手。これより岩井家は女形専門となる。(1747〜1800) ③(5代)4代の子。初め粂三郎。のち杜若。化政期の代表的女形。(1776〜1847) ④(8代)7代の子。4代市川小団次の相手を多く勤めた幕末の名女形。(1829〜1882) ⇒いわい【岩井】

いわ‐えのぐ【岩絵具】イハヱ‥🔗🔉

いわ‐えのぐ岩絵具イハヱ‥ 東洋画に用いる顔料で、鉱物から製するもの。岩群青いわぐんじょう・岩緑青いわろくしょう・黄土おうどなど。水に溶解しない。接着剤としては膠にかわを用いる。近年、金属の化合物を原料として造る人造岩絵具がある。岩物いわもの

いわ‐おうぎ【岩黄耆】イハワウ‥🔗🔉

いわ‐おうぎ岩黄耆イハワウ‥ マメ科の多年草。本州中部以北の高山草原に生える。代表的な高山植物。株の根元から茎を群生し、6〜10対の小葉のある羽状複葉を互生。茎頂と葉腋に長い総状の花穂を出して、クリーム色の蝶形花を多数つける。

いわ‐がき【岩垣】イハ‥🔗🔉

いわ‐がき岩垣イハ‥ ①岩石が自然に垣のようにめぐり続いているもの。古今和歌集「奥山の―もみぢ散りぬべし」 ②(→)石垣いしがきに同じ。堀河百首「沼の―水こえて」 ⇒いわがき‐しみず【岩垣清水】 ⇒いわがき‐ぬま【岩垣沼】 ⇒いわがき‐ふち【岩垣淵】

いわがき‐しみず【岩垣清水】イハ‥ミヅ🔗🔉

いわがき‐しみず岩垣清水イハ‥ミヅ 岩垣の間から流れ出る清水。いわがきみず。続古今和歌集「奥山の―影をだに見ん」 ⇒いわ‐がき【岩垣】

いわがき‐ぬま【岩垣沼】イハ‥🔗🔉

いわがき‐ぬま岩垣沼イハ‥ 岩垣にかこまれた沼。万葉集11「青山の―の水隠みこもりに」 ⇒いわ‐がき【岩垣】

いわがき‐ふち【岩垣淵】イハ‥🔗🔉

いわがき‐ふち岩垣淵イハ‥ 岩垣にかこまれた淵。万葉集11「たまかぎる―の隠こもりには」 ⇒いわ‐がき【岩垣】

いわ‐がく・る【岩隠る】イハ‥🔗🔉

いわ‐がく・る岩隠るイハ‥ 〔自四〕 (石城いわきすなわち墓の中に隠れるの意)おなくなりになる。万葉集2「神さぶと―・ります」

いわ‐がくれ【岩隠れ】イハ‥🔗🔉

いわ‐がくれ岩隠れイハ‥ 岩かげ。源氏物語若紫「―の苔の上に並み居て」

いわ‐かげ【岩陰】イハ‥🔗🔉

いわ‐かげ岩陰イハ‥ 岩にかくれた所。岩のうしろ。

いわ‐かど【岩角】イハ‥🔗🔉

いわ‐かど岩角イハ‥ 岩石のかど。

いわ‐がに【岩蟹】イハ‥🔗🔉

いわ‐がに岩蟹イハ‥ イワガニ科のカニ。甲は幅3.5センチメートルで、前方がやや開いた四角形。表面は黒地に多数の緑の条線が側縁より斜めに走る。岩礁の磯の満潮線付近にすみ、動作はすばやく、フナムシなどを捕らえて食う。函館から黄海沿岸に分布。

いわ‐くだす【岩下す】イハ‥🔗🔉

いわ‐くだす岩下すイハ‥ 〔枕〕 (一説に「岩壊す」)「かしこし」にかかる。仁徳紀「―畏くとも吾あれ養はむ」

いわ‐ぐも【岩雲】イハ‥🔗🔉

いわ‐ぐも岩雲イハ‥ 夏の雲。岩の形に似ているからいう。

いわ‐こす【岩越】イハ‥🔗🔉

いわ‐こす岩越イハ‥ ①琴柱ことじの上部の溝の部分で、弦をのせる所。 ②上東門院秘蔵の箏の名器の名。

いわ‐しお【岩塩】イハシホ🔗🔉

いわ‐しお岩塩イハシホ ⇒がんえん

いわした【岩下】イハ‥🔗🔉

いわした岩下イハ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いわした‐そういち【岩下壮一】

いわした‐そういち【岩下壮一】イハ‥サウ‥🔗🔉

いわした‐そういち岩下壮一イハ‥サウ‥ カトリック教会の神父。東京生れ。東大卒、七高教授在職中ヨーロッパに留学。神学者であると同時に1930年以来神山復生病院長、救らい事業を推進。(1889〜1940) ⇒いわした【岩下】 ○鰯で精進落ちいわしでしょうじんおち (鰯のようなつまらないもので精進明けを祝うように)折角がまんしてきたのに報いられない、つまらない、という意。 ⇒いわし【鰯・鰮】 ○鰯の頭も信心からいわしのかしらもしんじんから 鰯の頭のようなつまらないものでも、信仰すると、ひどくありがたく思える。 ⇒いわし【鰯・鰮】

いわ‐タバコ【岩煙草】イハ‥🔗🔉

いわ‐タバコ岩煙草イハ‥ イワタバコ科の多年草。山地の陰湿な岩壁に着生。根茎から2〜3葉を出す。葉は小判形で軟らかくタバコの葉に似る。葉面に縮緬ちりめん状のしわがよる。夏、花茎をのばし紫花をつけ、花後、蒴果さくかを結ぶ。若葉を食用、また胃腸薬として煎用。観賞用に栽培。イワナ。タキヂシャ。 いわタバコ イワタバコ 撮影:関戸 勇

いわ‐つばめ【岩燕】イハ‥🔗🔉

いわ‐つばめ岩燕イハ‥ ツバメの一種。小形で尾羽短く、上面は黒く、下面と腰は白く、趾に羽を生ずる。多く山地の断崖に壺形の巣を造る。山麓の人家の軒にも営巣。ヨーロッパ・アジアに分布。日本には春に飛来。一足鳥いっそくちょう。山燕。〈[季]春〉 イワツバメ 撮影:小宮輝之

○岩に花いわにはな🔗🔉

○岩に花いわにはな ありそうもないことのたとえ。「石に花」とも。 ⇒いわ【岩・巌・磐】

いわ‐の‐ドーム【岩のドーム】イハ‥🔗🔉

いわ‐の‐ドーム岩のドームイハ‥ (Qubba al-Ṣakhra アラビア)エルサレム旧市街内のイスラム聖域にあるドーム建築。ムハンマドの昇天の旅の起点とされる岩があり、その上に礼拝所を建設。黄金のドームがパレスチナの象徴とされる。 岩のドーム 撮影:小松義夫 岩のドーム内部 撮影:小松義夫

いわ‐のり【岩海苔】イハ‥🔗🔉

いわ‐のり岩海苔イハ‥ 紅藻類アマノリ属の食用海藻のうち、岩の上に生育するものの総称。冬から初春にかけて採取。〈[季]春〉。〈文明本節用集〉

いわ‐ひばり【岩雲雀・岩鷚】イハ‥🔗🔉

いわ‐ひばり岩雲雀・岩鷚イハ‥ スズメ目イワヒバリ科の鳥。大きさはヒバリぐらい。体は灰褐色で、背には黒褐色の縦斑があり、喉・翼には白色部がある。高山帯の岩上にすみ、ヒバリに似て美声であるが、ヒバリとは科が別。ヨーロッパ・アジアの高山・亜高山帯に分布、日本では本州中部〜北部の高山の岩場にすむ。夏は昆虫、秋冬は種子を食べる。オヤマスズメ。 いわひばり イワヒバリ 提供:OPO →鳴声 提供:NHKサービスセンター

いわ‐ま【岩間】イハ‥🔗🔉

いわ‐ま岩間イハ‥ 岩と岩との間。伊勢物語「―より生ふるみるめしつれなくは」

いわ‐や【石屋・岩屋・窟】イハ‥🔗🔉

いわ‐や石屋・岩屋・窟イハ‥ ①岩に横穴をあけて造った住居。石室。万葉集3「常磐なる―は今もありけれど」 ②天然にできた岩間の洞穴。 ⇒いわや‐ぎく【岩屋菊】 ⇒いわや‐と【岩屋戸】

いわや‐ぎく【岩屋菊】イハ‥🔗🔉

いわや‐ぎく岩屋菊イハ‥ アブラギクの別称。 ⇒いわ‐や【石屋・岩屋・窟】

いわや‐と【岩屋戸】イハ‥🔗🔉

いわや‐と岩屋戸イハ‥ 岩屋の戸または戸口。古事記「天の石屋戸いわやと」。万葉集3「―に立てる松の木」 ⇒いわ‐や【石屋・岩屋・窟】

いわわれ‐みず【岩割れ水】イハ‥ミヅ🔗🔉

いわわれ‐みず岩割れ水イハ‥ミヅ 岩に堰かれて割れて流れる水。浄瑠璃、釈迦如来誕生会「―に肱を曲げて、耳を洗へるよすがとなり」

がん‐えん【岩塩】🔗🔉

がん‐えん岩塩】 塩化ナトリウムから成る鉱物およびそれを成分とする岩石。硫酸カルシウム・塩化カリウム・塩化マグネシウム等が混ざっている。粒状または立方体の結晶。主に海水の蒸発によって形成され、厚い地層をなす。白色または灰色で、透明または半透明。食塩の原料。やまじお。石塩。 岩塩 撮影:松原 聰 岩塩(南極) 撮影:松原 聰

がん‐しゅ【岩株】🔗🔉

がん‐しゅ岩株】 地下で固結した火山岩の一部が浸食によって露出したもので、面積が約100平方キロメートル以下。ストック。→バソリス

[漢]岩🔗🔉

 字形  筆順 〔山部5画/8画/教育/2068・3464〕 〔音〕ガン(漢) 〔訓〕いわ [意味] 大きな石。いわ。いわお。「岩石・岩塩・巨岩・奇岩・火成岩」 [解字] 会意。「山」+「石」。もと「巖」の古字。 [下ツキ 安山岩・花崗岩・火成岩・奇岩・輝岩・凝灰岩・巨岩・頁岩・玄武岩・砂岩・鑿岩・深成岩・水成岩・溶岩・礫岩 [難読] 岩魚いわな

[漢]岩🔗🔉

 〔石部3画〕 ⇒山部

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