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たい‐き【大気】🔗🔉

たい‐き大気】 ①度量の広いこと。おおようなこと。大度量。また、気が大きくなること。おおふう。日葡辞書「タイキナヒト」。好色一代男6「情あつて―に生れつき」 ②(atmosphere) ㋐地球を取り巻いている気体の総体。窒素・酸素・水素・アルゴン・二酸化炭素・オゾン・ネオン・ヘリウム・水蒸気などを成分とし、上層に至るほど稀薄。 ㋑天体の表面を取り巻く気体。 ⇒たいき‐あつ【大気圧】 ⇒たいき‐おせん【大気汚染】 ⇒たいきおせん‐ぼうし‐ほう【大気汚染防止法】 ⇒たいき‐きょうかいそう【大気境界層】 ⇒たいき‐けん【大気圏】 ⇒たいき‐さ【大気差】 ⇒たいき‐だいじゅんかん【大気大循環】 ⇒たいき‐ちょうせき【大気潮汐】 ⇒たいき‐でんき【大気電気】 ⇒たいき‐もの【大気者】 ⇒たいき‐りょうほう【大気療法】

たいき‐あつ【大気圧】🔗🔉

たいき‐あつ大気圧】 大気の圧力。単位面積の上にある空気の重さによる。地上気圧は約1013ヘクトパスカル。5キロメートル上空へ行くごとに約半分になる。→気圧⇒たい‐き【大気】

たいき‐おせん【大気汚染】‥ヲ‥🔗🔉

たいき‐おせん大気汚染‥ヲ‥ (air pollution)工場の排煙、自動車の排気ガスなどに含まれる有害物質によって大気がよごされること。煤煙・一酸化炭素・二酸化硫黄・窒素酸化物・アスベスト・フロンガス・農薬・重金属・放射性物質などによる。 ⇒たい‐き【大気】

たいきおせん‐ぼうし‐ほう【大気汚染防止法】‥ヲ‥バウ‥ハフ🔗🔉

たいきおせん‐ぼうし‐ほう大気汚染防止法‥ヲ‥バウ‥ハフ 工場の煤煙や自動車の排気ガスの許容限度を規制し、違反事業者の損害賠償責任・罰則を定めた法律。1962年制定の煤煙規制法を発展させて68年制定。 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐きょうかいそう【大気境界層】‥キヤウ‥🔗🔉

たいき‐きょうかいそう大気境界層‥キヤウ‥ 地表の摩擦の影響を受ける大気の部分。地表から高度1〜2キロメートルまでの大気層。→自由大気⇒たい‐き【大気】

たいき‐けん【大気圏】🔗🔉

たいき‐けん大気圏】 大気の存在する範囲。下から対流圏・成層圏・中間圏・熱圏に分類。気圏。 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐さ【大気差】🔗🔉

たいき‐さ大気差】 〔天〕天体の見える方向とその真方向との差。大気中における光線の屈折によって起こる。気差。濛気もうき差。 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐だいじゅんかん【大気大循環】‥クワン🔗🔉

たいき‐だいじゅんかん大気大循環‥クワン 地球全体にわたる規模をもつ大気の循環。対流圏の大気大循環は、一年を通じて低緯度地方の気温が高く、高緯度地方の気温が低いために生ずる熱対流である。これに地球の自転効果が作用して偏西風・偏東風・高低気圧などが生ずる。大陸と海洋との温度差も大きな影響を与える。→季節風⇒たい‐き【大気】

たいき‐ちょうせき【大気潮汐】‥テウ‥🔗🔉

たいき‐ちょうせき大気潮汐‥テウ‥ 周期的に地上気圧が変化する現象。太陽放射と月の引力とによって起こる。 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐でんき【大気電気】🔗🔉

たいき‐でんき大気電気】 自然現象として大気中に現れる電気現象の総称。エアロゾルの帯電、雷雲内部の電荷分離、雷など。 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐もの【大気者】🔗🔉

たいき‐もの大気者】 小さなことにこだわらない者。度量の広い人。男色大鑑「―にして、人のほしがる黄色にて重きものをも手には持たず」 ⇒たい‐き【大気】

たいき‐りょうほう【大気療法】‥レウハフ🔗🔉

たいき‐りょうほう大気療法‥レウハフ 呼吸器病、特に肺結核患者に新鮮な戸外の空気を吸入させて治療する法。 ⇒たい‐き【大気】

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