たい‐とく【大徳】🔗⭐🔉振
たい‐とく【大徳】
①大きな恩徳。また、大きな徳のある人。
②大きな利益・利得。
→だいとく
⇒大徳は小怨を滅ぼす
だい‐とく【大徳】🔗⭐🔉振
だい‐とく【大徳】
①〔仏〕
㋐仏のこと。
㋑徳高く行いの清い僧。転じて、単に僧侶。だいとこ。宇津保物語藤原君「惣持院の十禅寺なる―のいふやう」
②金持ち。有徳うとく。富有。
→たいとく。
⇒だいとく‐じん【大徳人】
だいとく‐じ【大徳寺】🔗⭐🔉振
だいとく‐じ【大徳寺】
京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の大本山。山号は竜宝山。1315年(正和4)から19年(元応1)ころ成立の宗峰しゅうほう妙超の大徳庵に始まる。開基は赤松則村。花園上皇・後醍醐天皇の祈願所。15世紀に一休らによって再興。堂塔壮大で、千利休・小堀遠州らが山内に庵を結び、貴重な美術品を多く所蔵。塔頭たっちゅうの真珠庵・孤篷庵・大仙院などにもすぐれた建築・庭園・障壁画を遺す。
⇒だいとくじ‐は【大徳寺派】
だいとくじ‐は【大徳寺派】🔗⭐🔉振
だいとくじ‐は【大徳寺派】
臨済宗の一派。本山は大徳寺、派祖は宗峰妙超。
⇒だいとく‐じ【大徳寺】
だいとく‐じん【大徳人】🔗⭐🔉振
だいとく‐じん【大徳人】
富裕な人。金持ち。平治物語「長田は―にて世をうかがふ者なれば」
⇒だい‐とく【大徳】
○大徳は小怨を滅ぼすたいとくはしょうえんをほろぼす🔗⭐🔉振
○大徳は小怨を滅ぼすたいとくはしょうえんをほろぼす
[左伝定公5年]恩徳が広大であれば、わずかな怨みなどは自然に消えてしまう。
⇒たい‐とく【大徳】
だい‐とこ【大徳】🔗⭐🔉振
だい‐とこ【大徳】
ダイトクの転。源氏物語若紫「いと尊き―なりけり」
広辞苑に「大徳」で始まるの検索結果 1-7。