おお‐くち【大口】オホ‥🔗⭐🔉振
おお‐くち【大口】オホ‥
(オオグチとも)
①大きな口。大きくあけた口。
②おおげさなことを言うこと。えらそうな口をきくこと。「―をたたく」
③みだらな言葉。好色一代女1「心のうき立つ程―いふより外はなし」
④売買取引などの多額なこと。「―の預金」「―取引」
⑤茶道具の一つ。取手がなく片口に似たもの。釜や水差に水を入れるのに使い、薄茶では水差として使う。
⑥大口袴ばかまの略。
⇒おおくち‐いしなぎ【大口石投】
⇒おおくち‐の【大口の】
⇒おおくち‐ばかま【大口袴】
⇒おおくち‐バス【大口バス】
おおくち【大口】オホ‥(地名)🔗⭐🔉振
おおくち【大口】オホ‥
鹿児島県北部、川内せんだい川流域の大口盆地にある市。かつては金・銀の鉱山があった。豚の飼育が盛ん。人口2万2千。
おおくち‐いしなぎ【大口石投】オホ‥🔗⭐🔉振
おおくち‐いしなぎ【大口石投】オホ‥
「石投」参照。
⇒おお‐くち【大口】
おおくち‐の【大口の】オホ‥🔗⭐🔉振
おおくち‐の【大口の】オホ‥
〔枕〕
(真神まがみ(狼)は口が大きいので)「真神」にかかる。
⇒おお‐くち【大口】
おおくち‐ばかま【大口袴】オホ‥🔗⭐🔉振
おおくち‐ばかま【大口袴】オホ‥
平安時代以来、束帯の時、表袴うえのはかまの下にはいた袴で、赤の平絹ひらぎぬで製し、裾口の大きく広いもの。武家時代には白や黄の精好せいごう織で、直垂ひたたれ・水干すいかんの袴に用い、今も能装束に用いる。
大口袴
能装束・大口
撮影:神田佳明(所蔵:彦根城博物館)
⇒おお‐くち【大口】


おおくち‐バス【大口バス】オホ‥🔗⭐🔉振
おおくち‐バス【大口バス】オホ‥
(large-mouth bass)サンフィッシュ科の淡水産の硬骨魚。全長50センチメートル。北アメリカから移入され全国に広がった。湖沼や流れのゆるやかな河川に生息する。在来の魚を捕食するため、生態系に大きな影響を与える。特定外来生物。ブラック‐バス。
⇒おお‐くち【大口】
たいこう‐ぎょ【大口魚】🔗⭐🔉振
たいこう‐ぎょ【大口魚】
タラの異称。
たら【鱈・大口魚】🔗⭐🔉振
たら【鱈・大口魚】
タラ科の硬骨魚の総称。また、マダラのことを単にタラと呼ぶ。〈[季]冬〉。〈下学集〉
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