おお‐ごと【大事】オホ‥🔗⭐🔉振
おお‐ごと【大事】オホ‥
平常と変わった重大な事がら。大事件。だいじ。「―になる」「それは―だ」
だい‐じ【大事】🔗⭐🔉振
だい‐じ【大事】
①重大な事件。普通でない事。非常の事。源氏物語帚木「心に入らん人の、たのもしげなき疑ひあらんこそ―なるべけれ」。「お家の―」「―を企てる」↔小事。
②(一大事の略)出家して悟りを開くこと。徒然草「―を思ひ立たん人は」
③容易でない事。危うい事。平家物語5「修行といふはいかほどの―やらん」
④㋐かけがえのないものとして大切に扱うべきさま。大鏡時平「この三位…世の―に思ひ侍るべきものとこそ思はざりしか」。「親を―にする」「―な本」
㋑重要。肝要。「―な用件」「この点が―だ」
⇒だいじ‐な・い【大事ない】
⇒だいじ‐な・い【大事無い】
⇒大事に懸ける
⇒大事の中の小事無し
⇒大事の前の小事
⇒大事を取る
だいじ‐な・い【大事ない】🔗⭐🔉振
だいじ‐な・い【大事ない】
〔形〕
(「ない」は甚だしいの意)この上もなく大切である。立派である。浮世草子、好色敗毒散「地女にてはよほど―・いものも色里の値打ちにかけては五分には買ひにくし」
⇒だい‐じ【大事】
だいじ‐な・い【大事無い】🔗⭐🔉振
だいじ‐な・い【大事無い】
〔形〕
差支えない。かまわない。狂言、止動方角しどうほうがく「身どもが合点ぢやほどに―・い」
⇒だい‐じ【大事】
○大事に懸けるだいじにかける🔗⭐🔉振
○大事に懸けるだいじにかける
注意してする。大切にする。鄭重にする。
⇒だい‐じ【大事】
○大事の中の小事無しだいじのなかのしょうじなし🔗⭐🔉振
○大事の中の小事無しだいじのなかのしょうじなし
大事の場合には小事をかえりみる暇がない。
⇒だい‐じ【大事】
○大事の前の小事だいじのまえのしょうじ🔗⭐🔉振
○大事の前の小事だいじのまえのしょうじ
①大事をなすには小事にも気をつけて油断してはならない。
②大事をなす時は小事は無視してもやむを得ない。
⇒だい‐じ【大事】
○大事を取るだいじをとる🔗⭐🔉振
○大事を取るだいじをとる
かるはずみに事をしない。用心して事をする。自重する。「大事をとって安静にしている」
⇒だい‐じ【大事】
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