おお‐のり【大乗】オホ‥🔗⭐🔉振
だい‐じょう【大乗】🔗⭐🔉振
だい‐じょう【大乗】
〔仏〕(梵語mahāyāna 摩訶衍。大きな乗物の意)大乗仏教のこと。↔小乗。
⇒だいじょう‐え【大乗会】
⇒だいじょう‐かい【大乗戒】
⇒だいじょう‐かいだん【大乗戒壇】
⇒だいじょうてき‐けんち【大乗的見地】
⇒だいじょう‐ひぶっせつ‐ろん【大乗非仏説論】
⇒だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】
だいじょう‐いん【大乗院】‥ヰン🔗⭐🔉振
だいじょう‐いん【大乗院】‥ヰン
奈良興福寺の門跡。1087年(寛治1)隆禅の創立。12世紀末から摂関家の子弟が入室し、一乗院に次ぐ門跡となった。明治維新の際、廃院。「大乗院寺社雑事記」など中世史料が多く伝わる。
⇒だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】
だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】‥ヰン‥ザフ‥🔗⭐🔉振
だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】‥ヰン‥ザフ‥
大乗院門跡尋尊・政覚・経尋の3代の日記。1450年(宝徳2)より1527年(大永7)に至る。応仁の乱前後の史料として重要。自筆本が現存。
⇒だいじょう‐いん【大乗院】
だいじょう‐え【大乗会】‥ヱ🔗⭐🔉振
だいじょう‐え【大乗会】‥ヱ
毎年10月6日から7日間京都法勝寺で、天台僧徒によって修せられた法華経・華厳経・涅槃経など5部の大乗経を講讃する法会。北京ほっきょう三会の一つ。
⇒だい‐じょう【大乗】
だいじょう‐かい【大乗戒】🔗⭐🔉振
だいじょう‐かい【大乗戒】
大乗仏教独自の戒律。梵網経の十重戒・四十八軽戒、善戒経の三聚浄戒など。菩薩戒。
⇒だい‐じょう【大乗】
だいじょう‐かいだん【大乗戒壇】🔗⭐🔉振
だいじょう‐かいだん【大乗戒壇】
大乗戒を授ける壇場。特に比叡山の円頓えんどん戒壇をいう。
⇒だい‐じょう【大乗】
だいじょうぎしょう【大乗義章】‥シヤウ🔗⭐🔉振
だいじょうぎしょう【大乗義章】‥シヤウ
隋の慧遠えおんの著。26巻(うち20巻現存)。一種の仏教百科辞典。
だいじょうきしんろん【大乗起信論】🔗⭐🔉振
だいじょうきしんろん【大乗起信論】
大乗仏教の論書。馬鳴めみょうの著と伝えるが、5〜6世紀の成立か。真諦しんだい訳1巻、実叉難陀じっしゃなんだ訳2巻がある。一心を基にして現実相(生滅門)と永遠相(真如門)を関係づけたもの。「本覚ほんがく」という用語は有名。大乗仏教の入門書として広く読まれる。起信論。
だいじょう‐じ【大乗寺】🔗⭐🔉振
だいじょう‐じ【大乗寺】
兵庫県美方郡香美町にある真言宗の寺。行基の開創と伝える。天明(1781〜1789)年間に密英が再興。密英に修業の資を与えられた円山応挙がのち弟子長沢蘆雪・呉春らと襖絵を描いた縁で、俗に応挙寺という。
だいじょうてき‐けんち【大乗的見地】🔗⭐🔉振
だいじょうてき‐けんち【大乗的見地】
小事に拘泥せず、大局のために事を決しようとする観点。
⇒だい‐じょう【大乗】
だいじょう‐ひぶっせつ‐ろん【大乗非仏説論】🔗⭐🔉振
だいじょう‐ひぶっせつ‐ろん【大乗非仏説論】
大乗経典は仏説ではないとする論。古くインドにあり、日本では江戸中期の富永仲基が「出定後語」を著して非仏説を唱えた。近代、ヨーロッパにおける原典研究の立場から再提起され、明治期には村上専精らが歴史的立場からとの限定付きで主張。
⇒だい‐じょう【大乗】
だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】‥ケウ🔗⭐🔉振
だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】‥ケウ
紀元前後頃からインドに起こった改革派の仏教。従来の仏教が出家者中心・自利中心であったのを小乗仏教として批判し、それに対し、自分たちを菩薩と呼び利他中心の立場をとった。東アジアやチベットなどの北伝仏教はいずれも大乗仏教の流れを受けている。
⇒だい‐じょう【大乗】
広辞苑に「大乗」で始まるの検索結果 1-13。