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う【右】🔗🔉

】 (呉音。漢音はユウ) ①㋐(漢代には右の座席を上位としたことから)すぐれた方。 ㋑(日本で)左より下の位。「―大臣」 ②保守的な傾向。↔左

う‐いん【右院】‥ヰン🔗🔉

う‐いん右院‥ヰン 1871年(明治4)に設置された太政官の構成機関の一つ。正院に従属。各省の長官および次官をもって構成し、行政上の連絡・調整を行う。すぐ有名無実となり、75年廃止。→左院→正院

うえもん‐の‐かみ【右衛門督】‥ヱ‥🔗🔉

うえもん‐の‐かみ右衛門督‥ヱ‥ 右衛門府の長官。 ⇒う‐えもん【右衛門】

うえもん‐の‐じん【右衛門の陣】‥ヱ‥ヂン🔗🔉

うえもん‐の‐じん右衛門の陣‥ヱ‥ヂン 宜秋ぎしゅう門にあった右衛門府の詰所。また、宜秋門の称。 ⇒う‐えもん【右衛門】

うえもん‐ふ【右衛門府】‥ヱ‥🔗🔉

うえもん‐ふ右衛門府‥ヱ‥ 「衛門府」参照。 ⇒う‐えもん【右衛門】

うおう‐さおう【右往左往】‥ワウ‥ワウ🔗🔉

うおう‐さおう右往左往‥ワウ‥ワウ (ウオウザオウとも)秩序なくあちらへ行ったりこちらへ行ったりすること。混乱の状態などにいう。日葡辞書「ウワウサワウ、また、ウワウザワウ」。「煙にまかれて―する」

う‐がく【右楽】🔗🔉

う‐がく右楽】 「右方の楽」の略。↔左楽

う‐がん【右岸】🔗🔉

う‐がん右岸】 川の下流に向かって右手の岸。↔左岸

う‐き【右記】🔗🔉

う‐き右記】 縦書き文書の右方、すなわちすでに記述してある文句。「―にあるごとく」

う‐きょう【右京】‥キヤウ🔗🔉

う‐きょう右京‥キヤウ (大内裏から南へ向いて右に当たるので) ①平城京・平安京などの都の西半部。朱雀大路すざくおおじを境として東西に分けた西方の称。西の京。↔左京。 ②京都市西部の区名。 ⇒うきょう‐しき【右京職】 ⇒うきょう‐の‐だいぶ【右京大夫】

うきょう‐しき【右京職】‥キヤウ‥🔗🔉

うきょう‐しき右京職‥キヤウ‥ 「京職」参照。 ⇒う‐きょう【右京】

うきょう‐の‐だいぶ【右京大夫】‥キヤウ‥🔗🔉

うきょう‐の‐だいぶ右京大夫‥キヤウ‥ ①右京職しきの長官。 ②建礼門院右京大夫のこと。 ⇒う‐きょう【右京】

う‐けい【右傾】🔗🔉

う‐けい右傾】 国粋主義・ファシズムなど右翼的思想に傾くこと。右翼化。↔左傾

う‐げん【右舷】🔗🔉

う‐げん右舷】 船尾から船首に向かって、右側のふなべり。↔左舷

う‐ごく【右獄】🔗🔉

う‐ごく右獄】 平安時代、京都右京に置かれた獄舎。西獄。↔左獄

うこ‐さべん【右顧左眄】🔗🔉

うこ‐さべん右顧左眄】 (右をふりむき、左をながし目で見る意)人の思わくなど周囲の様子を窺ってばかりいて決断をためらうこと。左顧右眄。「いたずらに―する」

う‐このえ【右近衛】‥ヱ🔗🔉

う‐このえ右近衛‥ヱ ⇒うこんえ

うこんえ‐の‐しょうげん【右近衛将監】‥ヱ‥シヤウ‥🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうげん右近衛将監‥ヱ‥シヤウ‥ 右近衛府の判官。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこんえ‐の‐しょうしょう【右近衛少将】‥ヱ‥セウシヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうしょう右近衛少将‥ヱ‥セウシヤウ 右近衛府の次官。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこんえ‐の‐しょうそう【右近衛将曹】‥ヱ‥シヤウサウ🔗🔉

うこんえ‐の‐しょうそう右近衛将曹‥ヱ‥シヤウサウ 右近衛府の主典。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこんえ‐の‐だいしょう【右近衛大将】‥ヱ‥シヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐だいしょう右近衛大将‥ヱ‥シヤウ 右近衛府の長官。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこんえ‐の‐ちゅうじょう【右近衛中将】‥ヱ‥ジヤウ🔗🔉

うこんえ‐の‐ちゅうじょう右近衛中将‥ヱ‥ジヤウ 右近衛府の次官。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこんえ‐ふ【右近衛府】‥ヱ‥🔗🔉

うこんえ‐ふ右近衛府‥ヱ‥ 近衛府このえふの一つ。 ⇒う‐こんえ【右近衛】

うこん‐にんぎょう【右近人形】‥ギヤウ🔗🔉

うこん‐にんぎょう右近人形‥ギヤウ 木・紙などで作り、黄色の袱紗ふくさをかぶった人形。江戸時代、女形右近源左衛門を模したもの。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐じょう【右近将監】🔗🔉

うこん‐の‐じょう右近将監】 右近衛府の判官。うこんえのしょうげん。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐じん【右近の陣】‥ヂン🔗🔉

うこん‐の‐じん右近の陣‥ヂン 月華門内にあった右近衛府の詰所。右仗。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐ぞう【右近将監】🔗🔉

うこん‐の‐ぞう右近将監(→)「うこんのじょう」に同じ。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐たいふ【右近大夫】🔗🔉

うこん‐の‐たいふ右近大夫】 右近将監の五位に進んだもの。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐たちばな【右近の橘】🔗🔉

うこん‐の‐たちばな右近の橘】 平安時代以降、紫宸殿の南階下の西方に植えた橘。儀式のとき右近衛府の官人がその側に列したからいう。↔左近の桜。→紫宸殿(図)⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐つかさ【右近司】🔗🔉

うこん‐の‐つかさ右近司】 右近衛府。また、右近衛府の官人。 ⇒う‐こん【右近】

うこん‐の‐ばば【右近の馬場】🔗🔉

うこん‐の‐ばば右近の馬場】 右近衛府に属した馬場。一条北大宮通にあり、競馬くらべうまなどが行われた。古今著聞集10「―にて競馬十番を御覧じけり」 ⇒う‐こん【右近】

う‐しょう【右相】‥シヤウ🔗🔉

う‐しょう右相‥シヤウ 右大臣の唐名。右丞相。右相国。↔左相

う‐しょうこく【右相国】‥シヤウ‥🔗🔉

う‐しょうこく右相国‥シヤウ‥ 右大臣の唐名。↔左相国

う‐しょうしょう【右少将】‥セウシヤウ🔗🔉

う‐しょうしょう右少将‥セウシヤウ 右近衛うこんえ少将の略。↔左少将

う‐じょうしょう【右丞相】‥シヤウ🔗🔉

う‐じょうしょう右丞相‥シヤウ 右大臣の唐名。↔左丞相

う‐しょうべん【右少弁】‥セウ‥🔗🔉

う‐しょうべん右少弁‥セウ‥ 「弁官べんかん参照。

う‐しん【右心】🔗🔉

う‐しん右心】 心臓の右側の部分。右心房・右心室など。↔左心。 ⇒うしん‐しつ【右心室】 ⇒うしん‐ぼう【右心房】

うしん‐しつ【右心室】🔗🔉

うしん‐しつ右心室】 心臓右側下部の腔。右心房から静脈血を受けて肺へ送る。→心臓⇒う‐しん【右心】

うしん‐ぼう【右心房】‥バウ🔗🔉

うしん‐ぼう右心房‥バウ 心臓右側上部の腔。静脈系から血液を受けて右心室へ送る。→心臓 ⇒う‐しん【右心】

う‐せつ【右折】🔗🔉

う‐せつ右折】 道路などを右へまがること。「―禁止」↔左折

うせん‐せい【右旋性】🔗🔉

うせん‐せい右旋性「旋光性」参照。

う‐そく【右側】🔗🔉

う‐そく右側】 みぎがわ。「―通行」

う‐だいしょう【右大将】‥シヤウ🔗🔉

う‐だいしょう右大将‥シヤウ 右近衛うこんえ大将の略。↔左大将

う‐だいじん【右大臣】🔗🔉

う‐だいじん右大臣】 ①律令制の太政官で、左大臣の次に位し、政務を統轄した官。左大臣とともに実際上の長官。右丞相。右相府。右府。みぎのおとど。みぎのおおいもうちぎみ。大鏡時平「菅原のおとどは―の位にておはします」↔左大臣。 ②明治初期の太政官制の官職の一つ。三条実美・岩倉具視が任じられた。1885年(明治18)廃止。

う‐だいべん【右大弁】🔗🔉

う‐だいべん右大弁「弁官べんかん参照。

う‐ちゅうじょう【右中将】‥ジヤウ🔗🔉

う‐ちゅうじょう右中将‥ジヤウ 右近衛うこんえ中将の略。

う‐ちゅうべん【右中弁】🔗🔉

う‐ちゅうべん右中弁「弁官」参照。

う‐とう【右党】‥タウ🔗🔉

う‐とう右党‥タウ ①右翼政党。保守党。 ②甘い物の好きな人。 ↔左党

う‐のう【右脳】‥ナウ🔗🔉

う‐のう右脳‥ナウ 大脳の右半分。空間的・音楽的認知をつかさどるとされる。↔左脳

う‐は【右派】🔗🔉

う‐は右派】 右翼の党派。また、政党などの内部における保守派。↔左派

おこさこ【右近左近】🔗🔉

おこさこ右近左近】 狂言。(→)「内沙汰うちざたに同じ。

みぎ【右】🔗🔉

みぎ】 (ニギリ(握り)の転か) ①南を向いた時、西にあたる方。↔左。 ②(漢代、座席を右の方を上としたことから)上位。上席。太平記12「三浦は千葉が―に立たん事を忿つて」 ③転じて、すぐれた方。継体紀「麁鹿火あらかいが―に出づるひと無し」 ④昔、左右に分かれた官職の右の方。通常、左より下位であった。源氏物語竹河「左大臣うせ給ひて、―は左に…なり給ふ」 ⑤縦書きの文書類で、前条を承けていう語。2カ条以上を承ける場合は「以前」と書いた。「―御礼まで」 ⑥以前。もともと。最初。日葡辞書「ミギニマウシタゴトク」。義残後覚「さて壱岐守殿へ参りて―の弟子たちに会うて」 ⑦思想上・政治上の右翼。 ⇒右から左 ⇒右といえば左 ⇒右とも左とも ⇒右に出る者がない ⇒右の耳から左の耳 ⇒右へ倣え ⇒右も左も分からない

みぎ‐がき【右書き】🔗🔉

みぎ‐がき右書き】 文字を右から左へ書くこと。

みぎかた‐あがり【右肩上がり】🔗🔉

みぎかた‐あがり右肩上がり】 (折れ線グラフで右に行くほど線が上がっていくことから)時を追うごとに数量が増えていくさま。景気などが上昇していくさま。

みぎ‐がって【右勝手】🔗🔉

みぎ‐がって右勝手】 ①(→)本勝手ほんがってに同じ。本来は本勝手の逆で、茶を点てる亭主の右方に勝手(水屋)のある点前座。 ②〔建〕向かって右方に勝手許・台所のある家。 ③一連の手順が左から右へと進むような配置。 ↔左勝手

○右から左みぎからひだり🔗🔉

○右から左みぎからひだり 人から受け取ったものをすぐに他の人に渡して、しばらくも自分の手元に留めて置かないこと。「給料も―の生活」 ⇒みぎ【右】

みぎ‐がわ【右側】‥ガハ🔗🔉

みぎ‐がわ右側‥ガハ 右の方のかわ。うそく。

みぎ・する【右する】🔗🔉

みぎ・する右する】 〔自サ変〕[文]みぎ・す(サ変) 右の方へゆく。右の道をとる。

みぎずれ‐だんそう【右ずれ断層】🔗🔉

みぎずれ‐だんそう右ずれ断層】 横ずれ断層の一種。断層線をへだてて向う側の地盤が相対的に右へずれる断層。→断層(図)

みぎ‐て【右手】🔗🔉

みぎ‐て右手】 ①右の方の手。めて。 ②右の方。右側。 ⇒みぎて‐けい【右手系】

みぎて‐けい【右手系】🔗🔉

みぎて‐けい右手系】 3次元の直交座標軸の向きを、右手の親指が軸、人差指が軸、中指が軸に対応するように定めた座標系。↔左手系 ⇒みぎ‐て【右手】

○右といえば左みぎといえばひだり🔗🔉

○右といえば左みぎといえばひだり 人の意見にことさらに反対すること。ああ言えばこう言う。 ⇒みぎ【右】

みぎ‐どもえ【右巴】‥ドモヱ🔗🔉

みぎ‐どもえ右巴‥ドモヱ 紋所の名。右まわりの巴。太平記17「左巴・―・月に星」→巴(図)

○右とも左ともみぎともひだりとも🔗🔉

○右とも左ともみぎともひだりとも (打消の表現を伴って)どちらともはっきり定まらないさま。 ⇒みぎ【右】

○右に出る者がないみぎにでるものがない🔗🔉

○右に出る者がないみぎにでるものがない その人よりもすぐれた者がない。傑出している。「操作技術に関しては彼の―」 ⇒みぎ【右】

みぎ‐の‐おおいもうちぎみ【右大臣】‥オホイマウチ‥🔗🔉

みぎ‐の‐おおいもうちぎみ右大臣‥オホイマウチ‥ ⇒うだいじん

みぎ‐の‐おとど【右大臣】🔗🔉

みぎ‐の‐おとど右大臣⇒うだいじん

みぎ‐の‐かた【右の方】🔗🔉

みぎ‐の‐かた右の方】 ①右がわ。また、その方の組。 ②相撲で、西方のこと。→西にし4

みぎ‐の‐つかさ【右の司】🔗🔉

みぎ‐の‐つかさ右の司】 左右の諸司の中の右の役所。右近衛府・右馬寮の類。

○右の耳から左の耳みぎのみみからひだりのみみ🔗🔉

○右の耳から左の耳みぎのみみからひだりのみみ 人の意見や忠告を聞き流してすぐに忘れてしまうこと。 ⇒みぎ【右】

みぎ‐ひだり【右左】🔗🔉

みぎ‐ひだり右左】 ①右と左。 ②即座にやりとりすること。右から左。 ③右と左とを取り違えること。「靴が―だ」

○右へ倣えみぎへならえ🔗🔉

○右へ倣えみぎへならえ ①横隊の列を一直線に整えるよう掛ける号令。一番右端の者を基準にして順次それにならって並ぶ。 ②前の人の意見や行動に無条件に同調すること。「―の事なかれ主義」 ⇒みぎ【右】

みぎ‐まえ【右前】‥マヘ🔗🔉

みぎ‐まえ右前‥マヘ 相手から見て右の衽おくみを左の衽の上にして衣服を着ること。通常の和服の着方。右衽。

みぎ‐まき【右巻き】🔗🔉

みぎ‐まき右巻き】 右回りに巻くこと。時計の針の方向に巻くこと。

みぎ‐まわり【右回り】‥マハリ🔗🔉

みぎ‐まわり右回り‥マハリ 中心を右手に見て回ること。時計回り。↔左回り

○右も左も分からないみぎもひだりもわからない🔗🔉

○右も左も分からないみぎもひだりもわからない その土地の地理をほとんど知らない。その分野や仕事にまったく不案内である。 ⇒みぎ【右】

みぎ‐よつ【右四つ】🔗🔉

みぎ‐よつ右四つ】 相撲で、互いに右手を相手の左手の下に差し入れる組み方。↔左四つ

みぎ‐より【右より】🔗🔉

みぎ‐より右より】 初めから。もとより。狂言、煎じ物「勿論それは―しつた程に」

みぎ‐より【右寄り】🔗🔉

みぎ‐より右寄り】 ①右に寄ること。また、右に寄った方。 ②思想が右翼的であること。

みぎり【右】🔗🔉

みぎり】 みぎ。狂言、文相撲「―を取つて左へ廻し、左を取つて―へ廻し」

め‐て【馬手・右手】🔗🔉

め‐て馬手・右手】 (馬の手綱を持つ手の意) ①右の手。↔弓手ゆんで。 ②右の方。右の方面。 ③騎射の時、右手の獲物を射ること。 ④馬手差めてざしの略。

ゆう‐し【右史】イウ‥🔗🔉

ゆう‐し右史イウ‥ 中国で、左史と共に君側にいて君主の行為を記録した史官。

[漢]右🔗🔉

 字形  筆順 〔口部2画/5画/教育/1706・3126〕 〔音〕(呉) ユウ〈イウ〉(漢) 〔訓〕みぎ (名)すけ [意味] ①みぎ。みぎがわ。(対)左。「左右さゆう・座右ざゆう・右岸・右折・右往左往・右顧左眄さべん」 ②上位。(対)左。「最右翼」▶中国戦国時代には右側を上位としたことから。官職名では逆に使われ、右大臣は左大臣の下位。 ③保守的な傾向・立場。(対)左。「右派・右傾・極右」▶フランス革命後の議会で、保守派が議場の右側の席を占めたことによる。 ④たっとぶ。尊重する。「右文ゆうぶん・右武ゆうぶ」▶みぎ(=上位)にする意。 ⑤(みぎわきにいて)たすける。かばう。(同)佑・祐。「右筆ゆうひつ・右弼ゆうひつ」 [解字] 会意。「」(=又。右手)+「口」。右手で口をかばう、たすける意。 [難読] 右手めて

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