ぞめ【初め】🔗⭐🔉振
ぞめ【初め】
(動詞の連用形に付いて)初めて…すること。一年・一生・出来あがっての初めにすること。「書き―」「お食い―」「渡り―」
そ・める【初める】🔗⭐🔉振
そ・める【初める】
〔他下一〕[文]そ・む(下二)
(一説に、「染む」と同源かという)他の動詞の連用形に接続して、その動作がはじまる意を表す。特に、それが長く続く時の、はじまりにいう。万葉集18「其の心誰に見せむと思ひ―・めけむ」。平家物語11「それよりして梶原、判官を憎み―・めて」。「明け―・る」「見―・る」
はじめ【始め・初め】🔗⭐🔉振
はじめ【始め・初め】
①ものごとを始めた時。てはじめ。伊勢物語「宮仕への―に」。「何事も―が大事」「―とまどったが」
②おこり。はじまり。最初。発端。万葉集2「天地の―の時」
③主なもの。第1。保元物語「菊池・原田を―として所々に城を構へてたてこもれば」
④さき。まえかた。源氏物語帚木「其の―の事、すきずきしくとも、申し侍らむ」
⑤事の次第。一部始終。好色五人女5「我を忘れて―を語りければ」
⑥(接尾語的に)
㋐最初の経験。「私の酒の飲み―は」
㋑その年それをする最初の日。「御用―」
◇「始」は、物事の起りや開始をあらわし、「終」の対として使うことが多い。また、3の場合もふつう「始」を使う。「初」は、一般に時に関して用い、最初や初期の段階の意で使う。
⇒はじめ‐おわり【始め終り】
⇒はじめ‐ね【始値】
⇒始めあらざるなし、克く終りある鮮し
⇒始め有るものは必ず終りあり
⇒始めから長老にはなれず
⇒始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな
⇒始めに言葉ありき
⇒始めの煌き
⇒始めの囁、後のどよめき
⇒始めは処女の如く後は脱兎の如し
はじめ‐て【初めて・始めて・甫めて】🔗⭐🔉振
はじめ‐て【初めて・始めて・甫めて】
〔副〕
新たに。最初に。日葡辞書「ハジメテヲン(御)メニカカル」。「子を持って―親の苦労を知る」「―の英会話」
◇「初めて」と書くことが多い。
はじめ‐まし‐て【初めまして】🔗⭐🔉振
はじめ‐まし‐て【初めまして】
(「始めまして」とも書く)初対面の人に対する挨拶のことば。
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