うながし【令】🔗🔉

うながし(→)坊令に同じ。孝徳紀「京には坊まち毎に長一人を置け。四つの坊に―一人を置け」

のり‐ご・つ【詔つ・令つ】🔗🔉

のり‐ご・つ詔つ・令つ】 〔他四〕 (「のりごと」を活用させた語)おっしゃる。のたまう。仰せられる。崇神紀「諸国に―・ちて船舶を造らしめよ」

りょう【令】リヤウ🔗🔉

りょうリヤウ (呉音)古代東アジア諸国の法典。律と共に秦・漢以来の中国に発達し、隋・唐で大成、周辺諸国に波及。日本では唐令を模し天智朝に編纂を試み、天武朝で改定、持統朝の689年「浄御原令きよみはらりょう」として施行、701年(大宝1)律を加え「大宝律令」として大成、718年(養老2)改定して「養老律令」30編950余条とした。→律令→れい(令)

りょう‐げ【令外】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐げ令外リヤウ‥ (「令の規定以外」の意)令外官の略。 ⇒りょうげ‐の‐かん【令外官】

りょうげ‐の‐かん【令外官】リヤウ‥クワン🔗🔉

りょうげ‐の‐かん令外官リヤウ‥クワン 律令制下、令に規定された以外の官。 令外官の主なもの(表) ⇒りょう‐げ【令外】

りょう‐じ【令旨】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐じ令旨リヤウ‥ 皇太子、また三宮・親王および王・女院の命令を伝える文書。れいし。

りょう‐せい【令制】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐せい令制リヤウ‥ (→)律令制りつりょうせいに同じ。

りょう‐ぜん【令前】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐ぜん令前リヤウ‥ 律令施行以前の時代。すなわち、大宝律令施行(701年)以前または浄御原きよみはら令施行(689年)以前。

りょうのぎげ【令義解】リヤウ‥🔗🔉

りょうのぎげ令義解リヤウ‥ 養老令の注釈書。10巻。勅命によって清原夏野を総裁とし小野篁たかむら・菅原清公らが撰進。従来の諸説を取捨し、令の解釈を統一。834年(承和1)から施行。

りょうのしゅうげ【令集解】リヤウ‥シフ‥🔗🔉

りょうのしゅうげ令集解リヤウ‥シフ‥ 養老令を注釈した諸家の私記を集大成した書。50巻中35巻が伝わる。9世紀後半、惟宗直本これむねのなおもと編。令義解が勅撰されたために私記が写されなくなったのを惜しんだもの。

れい【令】🔗🔉

れい】 ①命ずること。いいつけ。 ②おきて。のり。 ③長官。→令長。 ④他人の家族などを尊敬していう語。「―夫人」 →りょう(令)

れい‐あい【令愛】🔗🔉

れい‐あい令愛】 他人の娘の尊敬語。令嬢。

れい‐けい【令兄】🔗🔉

れい‐けい令兄】 他人の兄の尊敬語。多く手紙文で使う。

れい‐げつ【令月】🔗🔉

れい‐げつ令月】 ①万事をなすのによい月。めでたい月。和漢朗詠集「嘉辰―」 ②陰暦2月の異称。

れい‐げん【令厳】🔗🔉

れい‐げん令厳】 (「厳」は厳父の意)他人の父の尊敬語。

れい‐し【令史】🔗🔉

れい‐し令史】 令制で、司・監などの第四等官。→さかん(主典)

れい‐し【令旨】🔗🔉

れい‐し令旨⇒りょうじ

れい‐し【令姉】🔗🔉

れい‐し令姉】 他人の姉の尊敬語。多く手紙文で使う。

れい‐し【令嗣】🔗🔉

れい‐し令嗣】 他人のあととりの尊敬語。

れい‐じ【令慈】🔗🔉

れい‐じ令慈】 (「慈」は慈母の意)他人の母の尊敬語。

れい‐しつ【令室】🔗🔉

れい‐しつ令室】 他人の妻の尊敬語。令閨れいけい。令夫人。多く手紙文で使う。

れい‐しょ【令書】🔗🔉

れい‐しょ令書】 官庁などの命令の書類。「徴税―」

れい‐じょう【令状】‥ジヤウ🔗🔉

れい‐じょう令状‥ジヤウ ①命令の意を記した書状。 ②〔法〕強制処分の判決・決定・命令を記載した裁判書。召喚状・勾引状・逮捕状・捜索状・差押状など。 ⇒れいじょう‐しゅぎ【令状主義】

れい‐じょう【令嬢】‥ヂヤウ🔗🔉

れい‐じょう令嬢‥ヂヤウ 他人の娘の尊敬語。令愛。

れいじょう‐しゅぎ【令状主義】‥ジヤウ‥🔗🔉

れいじょう‐しゅぎ令状主義‥ジヤウ‥ 〔法〕強制処分を行うには裁判所・裁判官が発する令状を必要とする原則。 ⇒れい‐じょう【令状】

れい‐しょく【令色】🔗🔉

れい‐しょく令色】 ①[論語学而]他人の気に入るように顔色をよくし飾ること。「巧言―」 ②容儀を正した顔つき。

れい‐しん【令辰】🔗🔉

れい‐しん令辰】 めでたい時。よい時。良辰。佳節。

れい・する【令する】🔗🔉

れい・する令する】 〔他サ変〕[文]令す(サ変) 命令する。申しつける。言いつける。史記抄「里中に―・して…尋ね出せといふぞ」

れい‐せい【令正・令政】🔗🔉

れい‐せい令正・令政】 他人の妻の尊敬語。

れい‐そく【令息】🔗🔉

れい‐そく令息】 他人の子息の尊敬語。

れい‐そん【令孫】🔗🔉

れい‐そん令孫】 他人の孫の尊敬語。

れい‐そん【令尊】🔗🔉

れい‐そん令尊】 他人の父の尊敬語。尊父。

れい‐たつ【令達】🔗🔉

れい‐たつ令達】 命令として伝えること。命令の通知。たっし。

れい‐ちょう【令長】‥チヤウ🔗🔉

れい‐ちょう令長‥チヤウ ①長官。おさ。十訓抄「孔子大廟に入りてまつりごとに従ふ時、毎事彼の―にとはずといふ事なし」 ②漢および魏晋南北朝の県の長官。戸数の多い県では県令、少ない県では県長とする。

れい‐てい【令弟】🔗🔉

れい‐てい令弟】 他人の弟の尊敬語。多く手紙文で使う。

れい‐どう【令堂】‥ダウ🔗🔉

れい‐どう令堂‥ダウ ①他人の家の尊敬語。 ②(「堂」は北堂の意)他人の母の尊敬語。母堂。

れい‐とく【令徳】🔗🔉

れい‐とく令徳】 よい徳。美徳。

れい‐ふじん【令夫人】🔗🔉

れい‐ふじん令夫人】 貴人の妻の尊敬語。また、他人の妻の尊敬語。おくさま。令室。令閨れいけい

[漢]令🔗🔉

 字形  筆順 〔人(亻・)部3画/5画/教育/4665・4E61〕 〔音〕レイ(漢) リョウ〈リャウ〉(呉) 〔訓〕しむ [意味] ①上からの言いつけ。命ずる。「諸将に令して兵を挙げた」「令状・令旨りょうじ・命令・辞令」 ②法制上のきまり。のり。「法令・政令・布令」。特に、古代国家の(行政法などの)法典。「令外りょうげ・律令りつりょう・大宝令たいほうりょう」 ③おさ。長官。「令尹れいいん・県令」 ④よい。美しい。よくする。「令名・巧言令色」▶他人の親族に対する敬称にも用いる。「令兄・令息・令夫人」 ⑤使役の助字。「…をして…(せ)しむ」とよむ。…させる。「臣能令君勝=臣よく君をして勝たしむ」〔史記〕 ⑥仮定の助字。もし。たとい。「令事成帰王=もし事成らば王に帰せん」〔史記〕「仮令けりょう」 [解字] 解字会意。上半部「亼」は、集める意。下半部「卩」は、人がひざまずいた形。人を集めてひざまずかせ、したがわせる意。 [下ツキ 威令・違令・家令・禁令・訓令・軍令・月令・仮令・県令・号令・省令・条令・使令・司令・指令・辞令・制令・政令・朝令暮改・勅令・伝令・発令・布令・法令・命令・律令

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