おとな‐がい【大人買い】‥ガヒ🔗⭐🔉振
おとな‐がい【大人買い】‥ガヒ
玩具付きの菓子など子供向けの商品を、大人が高額をつぎこんで大量に買いこむことをいう俗語。
⇒おとな【大人】
おとな‐く・れる【大人くれる】🔗⭐🔉振
おとな‐く・れる【大人くれる】
〔自下一〕
大人ぶる。ませる。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「―・れたるふり」
おとなげ‐な・い【大人気無い】🔗⭐🔉振
おとなげ‐な・い【大人気無い】
〔形〕[文]おとなげな・し(ク)
大人らしくない。子供っぽい。思慮のある人らしくない。浄瑠璃、国性爺合戦「刃でむかふは―・し」。「子供相手のけんかとは―・い」
おとな‐ごころ【大人心】🔗⭐🔉振
おとな‐ごころ【大人心】
おとならしい心。世なれている心。狭衣物語3「御―もうれしく思ひきこえさせ給へれば」
⇒おとな【大人】
おとな‐ごと【大人事】🔗⭐🔉振
おとな‐ごと【大人事】
痘瘡。おとな。日葡辞書「ヲトナゴトヲスル」
⇒おとな【大人】
おとなし・い【大人しい】🔗⭐🔉振
おとなし・い【大人しい】
〔形〕[文]おとな・し(シク)
①大人びている。源氏物語紅葉賀「今日よりは―・しくなり給へりや」
②年長者らしい。重だったさまである。源氏物語葵「御前なる―・しき人など」
③(「温和しい」とも当てる)おちついて穏やかである。従順である。「―・い子供」「―・く引き下がる」
④けばけばしくなく、すなおで落ち着いている。「―・い色」
おとなし‐がみ【音無紙】🔗⭐🔉振
おとなし‐がみ【音無紙】
鼻紙用の、薄くて柔らかい和紙。和歌山県田辺市本宮町、音無川畔の集落で漉すいたからいう。
おとなし‐がわ【音無川】‥ガハ🔗⭐🔉振
おとなし‐がわ【音無川】‥ガハ
和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮の横を流れて熊野川に合流する川。(歌枕)
おとなし‐の‐かまえ【音無しの構え】‥カマヘ🔗⭐🔉振
おとなし‐の‐かまえ【音無しの構え】‥カマヘ
音を全く立てない姿勢・態度。転じて、働きかけに対して何の反応も示さないこと。「催促しても―だ」
おとなし‐の‐たき【音無の滝】🔗⭐🔉振
おとなし‐の‐たき【音無の滝】
京都市左京区大原にある来迎院の東の滝。平滑な岩面にかかる。(歌枕)
おとなし‐やか【大人しやか】🔗⭐🔉振
おとなし‐やか【大人しやか】
①大人びたさま。謡曲、隅田川「年の程十二三ばかりなる幼い者…―に申し、念仏四五返唱へ」
②年長者らしくしっかりしているさま。平家物語12「―ならむものの、聖の行きあはむ所まで六代を具せよといへかし」
③落ち着いてしとやかなさま。「―な娘」
広辞苑 ページ 2890。