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ら‐でん【螺鈿】🔗🔉

ら‐でん螺鈿】 夜光貝・鮑貝あわびがいなどの貝殻を板状に成形し、文様に切って木地・漆地の面にはめ込み、または貼り付け、漆を塗り研ぎ出す技法。中国唐代に盛行し、日本にも伝えられ、とくに平安時代以降に多様な発展を遂げる。一般に厚貝を用いたものを螺鈿、薄貝を用いたものを青貝という。また貝殻で飾ることを貝摺かいすりともいう。摺貝。大鏡後一条院「―の筥にいれたるに」 ⇒らでん‐の‐たち【螺鈿の太刀】

ラテン‐アメリカ【Latin America】🔗🔉

ラテン‐アメリカLatin America】 ラテン系すなわちスペイン・ポルトガル・フランス系の住民・文化をもつ、中部アメリカ・南アメリカ地域の総称。アングロ‐アメリカに対する概念。広義には西インド諸島を含める。 ⇒ラテン【Latin・羅甸・拉丁】

ラテン‐おんがく【ラテン音楽】🔗🔉

ラテン‐おんがくラテン音楽】 西インド諸島を含むラテン‐アメリカ諸国のポピュラー音楽の総称。一般に、明快なリズム感を特色とする。タンゴ・サンバ・ルンバ・マンボなど。ラテン‐アメリカ音楽。中南米音楽。 ⇒ラテン【Latin・羅甸・拉丁】

ラテン‐く【ラテン区】🔗🔉

ラテン‐くラテン区】 (Quartier latin フランス)(→)カルチエ‐ラタンに同じ。 ⇒ラテン【Latin・羅甸・拉丁】

ラテン‐ご【ラテン語】🔗🔉

ラテン‐ごラテン語】 (Latin)ギリシア語と共に欧米諸国の学芸に最も関係深い言語。インド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する。ローマ帝国の共通語であり、中世以降も学術用語として使用された。紀元前後ごろの文語を古典ラテン語と呼び、2〜6世紀の民衆の話し言葉を俗ラテン語と呼ぶ。→ロマンス語⇒ラテン【Latin・羅甸・拉丁】

広辞苑 ページ 20479