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ゆえ・ぶ【故ぶ】ユヱブ🔗🔉

ゆえ・ぶ故ぶユヱブ 〔自上二〕 わけがありそうである。ゆえづく。平家物語灌頂「落ち来る水の音さへ―・びよしある所なり」

ゆえ‐ゆえ・し【故故し】ユヱユヱシ🔗🔉

ゆえ‐ゆえ・し故故しユヱユヱシ 〔形シク〕 わけがありそうである。なみなみでない。源氏物語浮舟「書き様―・しく見ゆ」

ゆえ‐よし【故由】ユヱ‥🔗🔉

ゆえ‐よし故由ユヱ‥ ①いわれ。由来。万葉集9「壮士墓おとこつかこなたかなたに造り置ける―聞きて」 ②由緒ありげなこと。情趣。源氏物語帚木「あまりの―、心ばせうち添へたらんをば喜びに思ひ」

ゆえん【所以】ユヱン🔗🔉

ゆえん所以ユヱン (故ニナリの音便形ユヱンナリに起こる語)理由。わけ。いわれ。文明本節用集「時既にくれぬ。しかるに道興らず、憂嘆する―なり」。「そこが彼が愛妻家と言われる―だ」

ゆ‐えん【由縁】🔗🔉

ゆ‐えん由縁】 ゆかり。事の由来。わけ。「比翼塚の―」

ゆ‐えん【油煙】🔗🔉

ゆ‐えん油煙】 ①油・樹脂などを不完全燃焼させる時に生じる黒色微細の炭素粉。墨の製造に用いる。 ②油煙墨の略。 ⇒ゆえん‐がた【油煙形】 ⇒ゆえん‐ずみ【油煙墨】 ⇒ゆえん‐だし【油煙出し】 ⇒ゆえん‐ひげ【油煙髭】

ゆえん‐がた【油煙形】🔗🔉

ゆえん‐がた油煙形】 曲線が交わってとがった、左右対称で格狭間こうざまに似た形。欄間・塀などの孔として用いる。 油煙形 ⇒ゆ‐えん【油煙】

ゆえんさい‐ていりゅう【油煙斎貞柳】‥リウ🔗🔉

ゆえんさい‐ていりゅう油煙斎貞柳‥リウ 江戸中期の狂歌師。大坂の人。榎並氏。本名、永田良因、のち言因。通称、善八。家号は鯛屋。号は由縁斎・珍菓亭など。紀海音きのかいおんの兄。最初の専門狂歌師で狂歌中興の祖といわれる。作「家づと」「油煙斎置土産」など。(1654〜1734)

ゆえん‐ずみ【油煙墨】🔗🔉

ゆえん‐ずみ油煙墨】 油煙を膠にかわで固めて製した墨。→掃墨はいずみ⇒ゆ‐えん【油煙】

広辞苑 ページ 20034