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かな・う【適う・叶う】カナフ🔗🔉

かな・う適う・叶うカナフ [一]〔自五〕 ①ちょうどよくあう。あてはまる。適合する。万葉集1「にぎたづにふな乗りせむと月まてば潮も―・ひぬ今は漕ぎいでな」。徒然草「あやしき下臈なれども、聖人の戒めに―・へり」。「条件に―・う」「理に―・う」「大関に―・う」 ②望みどおりになる。思うようになる。古今和歌集「命だに心に―・ふものならば何か別れの悲しからまし」。宇治拾遺物語12「我が心一つにては―・はじ、この由を院に申してこそは」。「目通り―・わぬ」「願いが―・う」「―・わぬ恋」 ③(「敵う」とも書く)匹敵する。及ぶ。平家物語9「―・はじとや思ひけん、遠負とおまけにして引き退き」。「彼にはとても―・わない」 ④(「敵う」とも書き、「―・わない」の形で) ㋐避けることができない。やむを得ない。狂言、節分「―・はぬ用の事がござる。平にここを明けて下されい」 ㋑やりきれない。我慢できない。天草本金句集「天は広けれども日は二つない如く、国にも二人の君があつては―・はぬ」。「暑くて―・わぬ」 [二]〔他下二〕 ⇒かなえる(下一) ⇒叶わぬ時の神頼み

広辞苑 ページ 3967 での適う単語。