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り【里】🔗🔉

】 ①地上の距離を計る単位。36町(3.9273キロメートル)に相当する。昔は300歩、すなわち今の6町の定めであった。「一―塚」 ②律令制の地方行政区画。大化改新以後、50戸をもって1里とした。715年(霊亀1)に里を郷と改め、新たに郷の下の小行政区として1郷を2〜3の里に分割したが、740年(天平12)廃止。→郷里ごうり→里甲。 ③古代の条里制で6町四方(36町歩)の正方形の地積。 ④中国で、秦漢代以前の集落の称。秦漢代に行政機関を置いて以後は、地方行政区画の名。唐では100戸をもって1里とした。

広辞苑 ページ 20529 での単語。