いん‐よう【陰陽】‥ヤウ🔗⭐🔉振
いん‐よう【陰陽】‥ヤウ
①中国の易学でいう、相反する性質をもつ陰・陽二種の気。万物の化成はこの二気の消長によるとする。日・春・南・昼・男は陽、月・秋・北・夜・女は陰とする類。日本に伝来して陰陽道となったが、この場合はオンヨウまたはオンミョウとよむ。
②漢方で、病気の性質を2種に区分する尺度。熱性で活動性のものを陽(陽証)、寒性で沈降性のものを陰(陰証)という。
③電気や磁気の、陰極と陽極。
④(生花用語)
㋐葉や幹などの日光を受けない方の裏面(陰)と日光を受ける方の表面(陽)。色合いなどが異なる。
㋑花型の左右の空間の称。上座の方(客位)を陰、下座の方(主位)を陽とする。
⇒いんよう‐か【陰陽家】
⇒いんよう‐ごぎょう‐せつ【陰陽五行説】
⇒いんよう‐わごう【陰陽和合】
⇒陰陽を燮理す
広辞苑 ページ 1601 での【陰陽】単語。