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表面活性🔗🔉

表面活性 [surface activity] 液体に物質が溶けるとき溶液の*表面張力が減少する現象をいう.これに対して,表面張力がほとんど変わらないかわずかに増すことを表面不活性という.水に対しては無機塩類,砂糖,グリセリンなどは表面不活性を示す物質であり,アルコール,アルデヒド,脂肪酸,せっけん,エーテル,エステル,アミン,テルペンなどは表面活性物質である.とくに表面活性の強い物質は*界面活性剤という.メタノール,エタノール,エチルエーテル,アセトン,クロロホルムなどのような表面張力の小さい液体に対して,安息香酸,ショウノウ,ナフタレン,アニリンなどの有機物は表面不活性にはたらく.表面活性をもつ物質はよく液面に吸着され,表面不活性の物質は吸着されない.水の表面張力は高いので,表面張力を下げる界面活性剤の作用は,洗浄などの表面処理にとって重要である.

岩波理化学辞典 ページ 4246 での表面活性単語。