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石油化学🔗🔉

石油化学 [英 petrochemistry 仏 pétrochimie 独 Petrochemie 露 нефтехимия] 石油および天然ガスを原料として,燃料・潤滑油以外の用途に用いる化学製品を製造する化学をいう.石油化学はスタンダードオイル社が重油熱分解の副生ガスからイソプロピルアルコールを合成したのが最初といわれる(1920).その後,多数の化学製品の合成法が開発され,1950年中頃から石油の大量生産に呼応して大々的に行なわれるようになり,石炭化学にとって代わった.すなわち,上記原料から誘導されるオレフィン(エチレン,プロピレン,ブテン)とBTX(ベンゼン,トルエン,キシレン)などを基礎原料とし,酸化をはじめ重合,アルキル化,水和,水素化,異性化,脱水素,脱アルキル,不均化などの反応を駆使して種々の化学製品(石油化学製品)を作り出す化学を石油化学とよんでいる.

岩波理化学辞典 ページ 2756 での石油化学単語。