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赤道座標🔗🔉

赤道座標 [英 equatorial coordinates 仏 coordonnées équatoriales 独 äquatoriale Koordinaten 露 экваториальные координаты] 天球の赤道面を基準面にとった球座標.恒星の位置表示などに用いられる.この座標の緯度,経度を赤緯(declination),赤経(right ascension)とよび,赤経0°の基準には春分点(→分点)をとる.赤緯は北を正,南を負にとる.+90°は北極,−90°は南極である.赤緯の余角を極距離という.赤経は春分点から東まわりに測り,日周運動との対応を考えて,0〜24hの時間で表わす.赤緯一定の小円を緯圏(赤緯圏,日周圏)という.赤経一定の大円は時角圏で,日周運動による移動は*時角で表わされる.この座標は日周運動する天球に近似的に固定された座標であるが,章動を補正しても,歳差と永年加速によるわずかな変動がのこる.星表では特定の元期での座標系を用いて天体の平均位置を表わす.天体を観測するには,平均位置を歳差,章動,固有運動などを考慮して,観測時の座標系での位置に変換しなければならない.

岩波理化学辞典 ページ 2751 での赤道座標単語。