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【韓信】カンシン🔗🔉

【韓信】カンシン 《人名》?〜前196 前漢の武将。高祖の功臣。淮陰(ワイイン)(江蘇(コウソ)省)の人。はじめ(ソ)の項羽に、のちに前漢の劉邦(リュウホウ)(高祖)に従い大将となった。張良蕭何(ショウカ)とともに漢の三傑と呼ばれた。項羽の軍が滅ぼされたあと楚王となったが、のち淮陰侯におとされ、さらに呂后(リョコウ)のために殺された。→「胯下辱(コカノハシ゛)

【韓胄】カンタクチュウ🔗🔉

【韓胄】カンタクチュウ 《人名》1151〜1202 南宋(ナンソウ)の政治家。安陽(河南省)の人。韓稚圭(カンチケイ)の曾孫。字(アサ゛ナ)は節夫(セッフ゜)。寧宗を擁立した功績によって中央政界に登場。朱憙(シュキ)の学派を圧迫して政権をほしいままにしたが、(キン)と戦って敗れ、責任をとわれて刑死した。

【韓非】カンヒ゜🔗🔉

【韓非】カンヒ゜ 《人名》戦国時代、の王族で、法家に属する思想家。公法によって私権の独占をおさえることを説いた。李斯(リシ)とともに荀卿(シ゛ュンケイ)に学び、『孤憤』『五蠹(コ゛ト)』などを書いて政治のあり方を論じた。やがて(シン)王(始皇帝)にその見識を認められたが、李斯にねたまれ、投獄されて服毒自殺した。文章は『韓非子』に収められている。

【韓非子】カンヒ゜シ🔗🔉

【韓非子】カンヒ゜シ 《書名》二〇巻。戦国末(紀元前三世紀ごろ)、法家の韓非の著作を中心とし、その一派の論著五五篇を集めたもの。法術による富国強兵・君権確立が説かれている。

【韓愈】カンユ🔗🔉

【韓愈】カンユ 《人名》768〜824 中の文人。河陽(河南省孟(モウ)県)の人。字(アサ゛ナ)は退之(タイシ)、諡(オクリナ)は文。唐宋(トウソウ)八大家のひとり。南北朝以来の修辞を主とした文に対して、(シン)・代の達意を主とする古文の復興につとめた。詩にもすぐれ、また、思想家としては儒教の先駆者とされる。『昌黎(ショウレイ)先生集』がある。 ⇒《漢詩》左遷至藍関示姪孫湘(サセンセラレテランカンニイタリテツソンショウニシメス)

学研漢和大字典 ページ 7647