【蘭芝】ランシ🔗⭐🔉振
【蘭芝】ランシ
蘭と霊芝(レイシ)(まんねんたけ)。ともに香草。すぐれた素質がある者。美しい女にたとえることがある。「蘭芝不重栄、人皆棄旧愛=蘭芝重ねて栄えず、人皆旧愛を棄つ」〔曹植・雑詩〕
【蘭
】ランシ🔗⭐🔉振
【蘭
】ランシ
蘭と、よろいぐさ。ともに香草。賢人・美人などにたとえることがある。

【蘭若】ランシ゛ャク・ランニャ🔗⭐🔉振
【蘭若】ランシ゛ャク・ランニャ
㊀(ランシ゛ャク)蘭と杜若(トシ゛ャク)。ともに香草。
㊁(ランニャ)《仏教》閑静で、修行に適する所。寺院。▽梵語(ホ゛ンコ゛)aranyaの音訳、「阿蘭若」の略。
《詩語》
【蘭省】ランショウ🔗⭐🔉振
【蘭省】ランショウ
尚書省の別名。
皇后の宮殿。
【蘭燭】ランショク🔗⭐🔉振
【蘭燭】ランショク
{蘭灯(ラントウ)}香気のたつ美しいろうそく。
【蘭石】ランセキ🔗⭐🔉振
【蘭石】ランセキ
蘭の芳香と石のかたさ。人のうまれつきの性質や節操がりっぱなことのたとえ。
【蘭藻】ランソウ🔗⭐🔉振
【蘭藻】ランソウ
美しい文章のたとえ。
【蘭台】ランタ゛イ🔗⭐🔉振
【蘭台】ランタ゛イ
地名。春秋時代、楚(ソ)王が宋玉(ソウキ゛ョク)と遊んだ所。湖北省鍾祥県付近という。
春秋時代、楚王の宮殿の名。
漢代、宮中の蔵書所のこと。のち蘭台令史をおく。
唐代、秘書省のこと。「蘭台七八人、出処与之倶=蘭台七八人、出処これと倶にす」〔白居易・常楽里閑居〕
御史台の別名。
班固のこと。▽蘭台令史であったことから。
史官のこと。
【蘭亭】ランテイ🔗⭐🔉振
【蘭亭】ランテイ
亭の名。浙江(セッコウ)省紹興県の西南にある。晋(シン)の穆帝(ホ゛クテイ)の永和九年(三五三年)三月三日、王羲之(オウキ゛シ)が当時の名士四十一名と会し、曲水の宴を開いた所。
学研漢和大字典 ページ 5987。