【夢】🔗⭐🔉振
【夢】
《解字》
会意。上部は、蔑(ヘ゛ツ)(細目)の字の上部と同じで、羊の赤くただれた目。よく見えないことをあらわす。夢は、それと冖(おおい)および夕(つき)を合わせた字で、夜のやみにおおわれて、物が見えないこと。
【
】🔗⭐🔉振
【
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《解字》
会意兼形声。寅(イン)は「矢印+両手」から成る会意文字で、矢を手でまっすぐに伸ばすさまを示す。伸(のばす)と同系で、もと、しわを伸ばし、居住まいを正す意。
は「月+(音符)寅」で、寅が十二支の一つに借用されたため、この字で寅の原義をあらわした。⇒寅


【夥】🔗⭐🔉振
【夥】
《解字》
形声。「多+音符果」。方言をあらわすためにつくられた字。揚雄の「方言」では「斉宋(セイソウ)の郊(イナカ)、楚魏(ソキ゛)の際(サカイ)の方言」とし、「史記」陳渉世家の司馬貞注は「楚の方言」としている。▽現代の中国語では、仲間・連中の意。
大【大】🔗⭐🔉振
大
【大】
《解字》
象形。人間が手足を広げて、大の字にたった姿を描いたもので、おおきく、たっぷりとゆとりがある意。達(タツ)(ゆとりがある)はその入声(ニッショウ)(つまり音)に当たる。
《単語家族》
泰(タイ)・太と同系。

夬【夬】🔗⭐🔉振
夬
【夬】
《解字》
会意。「コ印+又(手)+指一本」で、くぼみに引っかける、コ型にえぐるなどの意。抉(ケツ)(えぐる)・缺(ケツ)(=欠。コ型にかける)・決(堤が凵型にかける)などに音符として含まれる。

【
】🔗⭐🔉振
【
】
《解字》
象形。大の字に立った人が頭をかしげる姿を描いた字。呉に含まれる。

【太】🔗⭐🔉振
【太】
《解字》
会意。泰は「水+両手+音符大」の会意兼形声文字。太は、その略字に二を合わせた字。
《単語家族》
汰(タ)(たっぷりと水をかける)と同系。
学研漢和大字典 ページ 15190。