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【大方】タイホウ・オオカタ🔗🔉

【大方】タイホウ・オオカタ ㊀(タイホウ){大法(タイホウ)㊀} 大きな四角。「大方無隅、大器晩成=大方隅無く、大器晩成」〔老子・四一〕 大地。▽天を大円というのに対する。〔淮南子・俶真〕 おのおのその分を得て、かたよらないこと。〔荘子・徐無鬼〕 大きな法則。 正しい道。〔荘子・秋水〕 ㊁(オオカタ)《日本語での特別な意味》あらまし。だいたい。

【大宝】タイホウ🔗🔉

【大宝】タイホウ 非常に大事な宝物。重宝。 天子の位。 自分自身のからだ。

【大鵬】タイホウ🔗🔉

【大鵬】タイホウ 想像上の大きな鳥の名。ひと飛びに九万里を飛ぶという。

【大本】タイホン🔗🔉

【大本】タイホン 物事の大もと。根本。「中也者天下之大本也=中也者は天下之大本也」〔中庸

【大夢】タ゛イム・タイホ゛ウ🔗🔉

【大夢】タ゛イム・タイホ゛ウ ㊀(タ゛イム)長い夢。迷いの多い人生のたとえ。人としての道を悟らない者は常に夢を見ているようであることから。〔荘子・斉物論〕「処世若大夢=世に処るは大夢のごとし」〔李白・春日酔起言志〕 ㊁(タイホ゛ウ)湿地帯の名。「雲夢(ウンホ゛ウ)」とも。 《詩語》

【大名】タイメイ・タ゛イミョウ🔗🔉

【大名】タイメイ・タ゛イミョウ ㊀(タイメイ)りっぱな名声。すぐれた評判。「諸葛大名垂宇宙=諸葛の大名宇宙に垂る」〔杜甫・詠懐古跡〕 ㊁(タ゛イミョウ)《日本語での特別な意味》 鎌倉時代、将軍の家臣で、多くの領地を所有する守護・地頭のこと。 江戸時代、一万石以上の諸侯のこと。

【大明】タイメイ・タイミン🔗🔉

【大明】タイメイ・タイミン ㊀(タイメイ) 太陽のこと。また、その光。〔礼記・礼器〕 太陽と月。 知恵と徳に非常にすぐれていること。 ㊁(タイミン)明(ミン)朝のときの中国の美称。

【大命】タイメイ🔗🔉

【大命】タイメイ 天子の命令。 大きな本来的な法則。〔荘子・列御寇〕 寿命。《類義語》宝命。〔韓非子・難一〕

【大望】タイモウ・タイホ゛ウ🔗🔉

【大望】タイモウ・タイホ゛ウ 大きな望み。 大いに恨む。▽「望」は、ないことを恨む、責める。〔漢書・灌夫〕

学研漢和大字典 ページ 1519