【杜甫】トホ🔗⭐🔉振
【杜甫】トホ
《人名》712〜70 盛唐の詩人。襄陽(シ゛ョウヨウ)(湖北省襄樊(シ゛ョウハン)市)の人。字(アサ゛ナ)は子美(シヒ゛)。杜陵(トリョウ)(長安郊外)にいたので杜陵布衣(トリョウノフイ)・少陵野老(ショウリョウノヤロウ)と自称した。検校工部員外郎になったことから、杜工部ともいう。賦(フ)三編を奉って玄宗に知られ、集賢院待制となったが、安禄山(アンロクサ゛ン)の乱にあい、四川(シセン)などに流浪を続けた。李白(リハク)とともに李杜(リト)と並び称される中国最大の詩人で、李白を詩仙というのに対して詩聖といわれる。また、晩唐の杜牧と区別して大杜、あるいは老杜といわれる。安史の乱以後の暗い現実を描写した作品に傑作が多い。『杜工部集』がある。
⇒《漢詩》江南逢李亀年(コウナンニテリキネンニアウ)
⇒《漢詩》登高(トウコウ)
⇒《漢詩》蜀相(ショクショウ)
⇒《漢詩》客至(カクイタル)
⇒《漢詩》絶句(セ゛ック)
⇒《漢詩》春望(シュンホ゛ウ)
⇒《漢詩》春夜喜雨(シュンヤアメヲヨロコフ゛)
⇒《漢詩》旅夜書懐(リョヤショカイ)
⇒《漢詩》登岳陽楼(カ゛クヨウロウニノホ゛ル)
⇒《漢詩》贈衛八処士(エイハチショシニオクル)
⇒《漢詩》哀江頭(コウトウニカナシム)
《地図》
学研漢和大字典 ページ 3335 での【杜甫】単語。