学研故事ことわざ辞典の検索結果 (2)
薬石効なし🔗⭐🔉振
薬石効なし(やくせきこうなし)
薬も治療法もさまざま試してみたが、いっこうに効果がなく、回復のきざしが見られないということ。
[注釈]「薬石」の「石」はRUB:E石鍼RUB:Sいしばりで、中国の昔の治療器具。いろいろな薬や治療器具がなんの効果も示さない意から。
[出典]RUB:E宣宗RUB:Sせんそう「RUB:E命皇太子即位冊文RUB:Sこうたいしのそくいをめいずるのさくぶん」
[用例]薬石効なく息を引き取る。
薬石の言🔗⭐🔉振
薬石の言(やくせきのげん)
わが身のためになる忠告。戒めのことば。
[注釈]「薬石」は病気を治す薬と石で作ったRUB:E鍼RUB:Sはり。薬や治療器具のように役に立つことばの意から。中国、RUB:E唐RUB:SとうのRUB:E太宗RUB:Sたいそうに、RUB:E高季輔RUB:Sこうきほ(名はRUB:E馮RUB:Sひょう)がたびたび上奏文を奉呈して政治上の利害得失を述べたが、それに対して、太宗は「そなたは薬石の言をおくってくれた。私は天然の薬石を与え、これに報いよう」と言ったという故事による。
[出典]『RUB:E旧唐書RUB:Sくとうじょ』高季輔
三省堂慣用句辞典の検索結果 (2)
薬石(やくせき)🔗⭐🔉振
薬石(やくせき)《故》
−<(
)左伝(さでん)・襄公(じょうこう)二十三年>
薬(くすり)。転じて、忠告の言葉。「石」は、昔、病気の治療に用いた石針(いしばり)、あるいは石を材料とした薬剤。よって、身のためになる忠告の言葉、の意となる。
〈原文〉「臧孫(ぞんそん)曰(いわ)く、季孫(きそん)の我を愛せるは、疾
(しっちん)なり。孟孫(もうそん)の我を悪(にく)みしは薬石なり〔臧孫(ぞうそん)が言った、季孫(きそん)が私を愛するのは、私を害する病気である。孟孫が私を憎むのは私にとって役に立つ薬石というべきものである〕」


薬石(やくせき)効(こう)無(な)く🔗⭐🔉振
薬石(やくせき)効(こう)無(な)く《慣》
((「石」は「石鍼(いしばり)」で、中国で古く治療に用いた))せっかくの手当てのかいもなくの意で、しばらく病床にあった人の死について用いる言葉。「薬石効無く、ついに永眠いたしました」
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