大向こうを唸らせる(おおむこうをうならせる)
一般大衆を感嘆させて、大いに人気を博す。
[注釈]「大向こう」は舞台の正面後方の観客席で、いちばん安い席だが、鑑賞眼のすぐれた芝居好きが集まる席で、そこの目の肥えた観客を唸らせるような演技をする意から。
[用例]ああいう型にRUB:E陥RUB:Sはまった大歌舞伎では型の心得のないRUB:E素人RUB:Sしろうと役者では見得を切って大向こうをウナらせる事は出来ない…。〔内田魯庵『思い出す人々』〕
学研故事ことわざ辞典に「おおむこうをうならせる」で始まるの検索結果 1-1。