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出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)🔗🔉

出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい) 大きな買い物で一度に多額の出費をするよりも、毎日の暮らしの中で少しずつ使うこまごまとした費用のほうが、積もり積もって多額になるということ。 [類句]大遣いより小遣い

鉄杵を磨く(てっしょをみがく)🔗🔉

鉄杵を磨く(てっしょをみがく) 根気よく続けて、一つの事を成し遂げる。たゆまぬ努力のたいせつさをいう。 [注釈]唐の詩人RUB:E李白RUB:Sりはくがまだ少年のとき、学問を投げ出して帰ろうとしていたところ、老婆が鉄のRUB:E杵RUB:Sきねを磨いているのに出会った。なにをしているのか尋ねると、老婆は「磨いて針を作ろうと思う」といった。李白は老婆の根気に感じ入り、引き返して学問に励んだという故事から。「RUB:E杵RUB:Sきねを磨いて針となす」ともいう。

鉄中の錚錚(てっちゅうのそうそう)🔗🔉

鉄中の錚錚(てっちゅうのそうそう) 並みの者より多少すぐれた人物のたとえ。 [注釈]鉄の中でも少しよい音を出す鉄の意から。中国、後漢の光武帝が、RUB:E赤眉RUB:Sせきびの賊を討伐したとき、恭順の意を表した賊軍のRUB:E丞相RUB:Sじょうしょう、RUB:E徐宣RUB:Sじょせんの態度を「RUB:E卿RUB:SけいはRUB:E所謂RUB:Sいわゆる鉄中の錚錚…」といってたたえたという故事から。「錚錚」は、金属のぶつかり合う音の形容で、本来は少しましな人物の意だが、現代日本語では、すぐれた人物の形容として用いられる。 [出典]『RUB:E後漢書RUB:Sごかんじょ』RUB:E劉盆子RUB:Sりゅうぼんし

徹頭徹尾(てっとうてつび)🔗🔉

徹頭徹尾(てっとうてつび) はじめから終わりまで意志や方針を変えずに貫くこと。どこまでも、あくまでもおこなうこと。 [注釈]頭から尾まで貫きRUB:E徹RUB:Sとおす意から。 [出典]『RUB:E河南程子遺書RUB:Sかなんていしいしょ』一八 [用例]理不尽なことに徹頭徹尾反対する。

学研故事ことわざ辞典 ページ 551