付け焼き刃(つけやきば)🔗⭐🔉振
付け焼き刃(つけやきば)
一時しのぎにあわてて身につけたものは、結局、それだけのもので、すぐぼろが出るということ。
[注釈]なまくらな刀にRUB:E鋼RUB:Sはがねの焼き刃を付けてもすぐに使い物にならなくなることから。「付け焼き刃はなまりやすい」「付け焼き刃ははげやすい」ともいう。
[用例]付け焼き刃の知識で、とんだ恥をかく。
辻褄を合わせる(つじつまをあわせる)🔗⭐🔉振
辻褄を合わせる(つじつまをあわせる)
筋道が合うようにする。
[注釈]「辻褄」は着物の縫い目や合わせ目のことから転じて、ちゃんと合うべきことの筋道の意。
[用例]事前に打ち合わせておいて、なんとか話の辻褄を合わせる。
土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)🔗⭐🔉振
土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)
土地の値段がきわめて高いことのたとえ。
[注釈]土一升が金一升に相当する意から。
[用例]このあたりは土一升に金一升の土地だよ。
槌で大地を叩く(つちでだいちをたたく)🔗⭐🔉振
槌で大地を叩く(つちでだいちをたたく)
RUB:E大地RUB:SだいちにRUB:E槌RUB:Sつち

槌で庭掃く(つちでにわはく)🔗⭐🔉振
槌で庭掃く(つちでにわはく)
急な来客に、大あわてで懸命にもてなしの支度をするたとえ。
[注釈]「RUB:E才槌RUB:Sさいづちで庭を掃く」「RUB:E横槌RUB:Sよこづちで庭を掃く」ともいう。
[類句]RUB:E杓子RUB:Sしゃくしで芋を盛る
土に灸(つちにきゅう)🔗⭐🔉振
土に灸(つちにきゅう)
いくらやってみても効き目のないこと、むだなことのたとえ。
[類句]石に灸/RUB:E糠RUB:SぬかにRUB:E釘RUB:Sくぎ
土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)🔗⭐🔉振
土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)
無謀なことをして、自分で自分を滅ぼすことのたとえ。
[注釈]土で作った仏が水遊びをしたら、溶けてしまう意から。「土人形の水遊び」ともいう。
[英語例]The person that has a head of wax must not walk in the sun. (RUB:E
頭RUB:Sろうあたまの者はRUB:E日向RUB:Sひなたを歩くべからず)

学研故事ことわざ辞典 ページ 538。