大人は大耳(たいじんはおおみみ)🔗⭐🔉振
大人は大耳(たいじんはおおみみ)
心が広く、徳の高い人は、つまらないことは聞き流してしまうということ。小事は気にとめないことをいう。
[注釈]「大人」は徳を備えた人格者。「大耳」はおおらかな態度で聞く意。
[類句]RUB:E大名RUB:Sだいみょうは大耳
大声は里耳に入らず(たいせいはりじにいらず)🔗⭐🔉振
大声は里耳に入らず(たいせいはりじにいらず)
あまりにもりっぱな理論は、世の中一般の人にはなかなか理解してもらえないというたとえ。
[注釈]「大声」は高尚な音楽、「里耳」は俗人の耳の意。高尚な音楽は俗人にはわからない意から。
[出典]『RUB:E荘子RUB:Sそうじ』外篇・天地
[英語例]His head is in the clouds. (頭が雲の中にある──話があまり現実的ではないことをいう)
泰然自若(たいぜんじじゃく)🔗⭐🔉振
泰然自若(たいぜんじじゃく)
落ちつきはらってびくともせず、ものに動じないこと。
[注釈]「泰然」も「自若」もあわてずにRUB:E悠然RUB:Sゆうぜんと構えていること。
[用例]泰然自若たる態度。
大団円(だいだんえん)🔗⭐🔉振
大団円(だいだんえん)
小説・芝居や事件などで、結末がめでたく解決する最後の場面。
[注釈]「団円」は終わり、結末の意。
[用例]事件も大団円を迎える。
大地に槌(だいちにつち)🔗⭐🔉振
大地に槌(だいちにつち)
まるで大地を槌で打つように、絶対に確実で、失敗のしようがないことのたとえ。
[注釈]「槌で大地をRUB:E叩RUB:Sたたく」ともいう。
学研故事ことわざ辞典 ページ 487。